アルケミストは考えた

アクセスカウンタ

zoom RSS 金は不動ではなく、種々の化合物を作る。だから金めっきもできる

<<   作成日時 : 2013/10/28 00:08   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 先日のブログで、ユーカリが地中より金を吸い上げ、それを枝や葉に1〜10μmの金塊として蓄えることを記した。ユーカリの葉を分析して金の存在が確認できれば、地中には金鉱脈が存在する可能性が高いということである。

 このNatureに掲載された報文には、根から金属化合物が吸収され、それがユーカリ中で還元されて金属金に変化したとあるが、根からどのような形の化合物でユーカリ中に取り込まれたかは言及されていない。金は一般には安定な化合物、永遠に金色に光り輝く不動の金属として知られている。そんな金ではあるが、下に示すように種々の化合物が知られている。

 この中で、ユーカリの根から取り入れられる可能性のある化合物は、塩化物あるいは水酸化物、あるいは金カチオンのキレートではないかと私は考えている。金キレートとなるといろいろな構造が可能となるが、これはあくまでも想像である。いずれにしても、ユーカリが根から取り入れる水中の金イオンの濃度は非常に薄く、測定にかからない濃度である可能性が強い。

 金の化合物として興味あるものは、非常に化学反応性の弱い金と、安定であると一般には信じられているキセノンが、下に示したようなAuXe4(2+)イオンを形作ることである。キセノン自身もXeF6やXeF4のような化合物を作ることができる。

 私たちは金のシアン化物を金めっきを利用している。半導体産業ではこのめっきは多用され、また、装飾品用としても広く利用されている。先のブログで示したように、金と比重が同じで価格が安いタングステン棒に金めっきをして、あたかも金の延べ棒のように見せかけるだましの技として、金めっきは悪用されることもある。



金の化合物一覧(Wikipedia)

カテゴリ「金の化合物」にあるページ

このカテゴリには 17 ページが含まれており、そのうち以下の 17 ページを表示しています。

*
Template:金の化合物
画像



塩化金
塩化金(I)
塩化金(III)


オーラノフィン
オーラノフィン(英: auranofin)とは世界保健機関により抗リウマチ薬に分類されている有機金化合物。
商品名はリドーラ。


金化セシウム


酸化金(III)
化学式が Au2O3 と表される金の最も安定な酸化物である。熱的に不安定な赤褐色の固体で 160 °Cで分解する。水和すると弱い酸性を示す。濃厚な塩基性溶液に溶け、[Au(OH)4]− が生じると考えられている。


シアン化金(I)カリウム
シアン化金カリウム
臭化金(III)


水酸化金(I)
水酸化金(III)
金の水酸化物で、化学式Au(OH)3で表される無機化合物。140℃に加熱すると分解して酸化金(III)になる。両性物質である。Au3+の水溶液に塩基を加えると黄褐色の沈殿として得られる。
医薬品や陶磁器の製造、金めっき、ダゲレオタイプ、触媒[2]などに用いられる。


テトラキセノン金(II)イオン
テトラキセノン金(II)イオンは、不活性さで有名な金とキセノンの原子を含む珍しい化学種である。また、キセノンを遷移金属配位子のように使っていることも珍しい点である。
テトラクロロ金(III)酸
化学式が HAuCl4 と表される3価の金のクロロ錯体である。塩化金酸とも呼ばれる。
金を王水に溶かすことによって得られる。

   Au + NOCl + Cl_2 + HCl → H[AuCl_4] + NO

また、塩化金(III) AuCl3 を塩酸に溶かして結晶させることによっても得ることができる[1]。


   AuCl_3 + HCl → H[AuCl_4]

毒性
 金は他の金属と比べて化合物の種類がごく少なく、金の持つ高貴なイメージもあいまって他の物質と反応しない特別な物質と思われているためしばしば「金は人体に対して何の影響も及ぼさない、また、化合物にも有毒な物はない」と言われるが、これは重大な誤りである。無機金塩類は強い酸化作用と腐食性をもち、日本国内では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。従って無機金塩類の一種であるテトラクロロ金(III)酸も劇物に指定されている。
 テトラクロロ金(III)酸を吸入すると鼻、のど、気管支の粘膜を刺激する。また皮膚に触れた場合、そのまま放置すると皮膚に赤色の斑点を残す。そして眼に入った場合は粘膜を激しく刺激する。


八塩化四金


フッ化金
フッ化金(III)



金めっき(オーエム産業株式会社)
画像



          ブログ一覧に戻る        ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
金は不動ではなく、種々の化合物を作る。だから金めっきもできる アルケミストは考えた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる