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zoom RSS キセノンガスも価格高騰と調達難に

<<   作成日時 : 2013/12/04 00:10   >>

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 キセノンは希ガスの一種である。希ガスを周期律表の上から順番に並べると、ヘリウム(He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)となる。この中で、ヘリウムからキセノンまでは安定元素であるが、ラドンは放射性元素であり、崩壊時に放つ放射線がラドン温泉の効能となっている。

 キセノンは、空気中に非常に微量(0.087体積ppm)しか含まれていない。空気を液化して液化空気とし、それを蒸留して酸素と窒素を得るときの副産物としてネオン、アルゴン、クリプトンとともに取得する。しかし、空気中に含まれる量は下表からもわかるように、希ガスの中でもごく微量である。従って、希少であるために供給量が限られ、価格は需要の影響を受けやすい。今のスポット価格は1リットルあたり30ドルと、2010年の5ドルと比較すると6倍にもなっている。1リットル30ドルは、換算すると約50万円/kgとなり、下の「分離とものの価値」のグラフから読み取れる値(100〜500万円/kg)よりもまだ安めである。これは、空気の分離で液体窒素、液体酸素を得ることが主目的で、希ガスはあくまでも副産物であるためと考えられる。

 東芝とエルピーダメモリは半導体製造時の励起ガスとしてキセノンを使用    使用料300万リットル以上
 欧州ではエコデザイン指令により、白色電球からハロゲン電球に切り替わり   増加量300万リットル
 麻酔ガスが笑気ガス(N2O)よりキセノンガスに切り替わり             増加量 90万リットル
 南アフリカ・サソールの300万リットル生産設備の不調

 将来的には宇宙開発用途も  日本のはやぶさはキセノンイオンエンジンを搭載していた

 余談ではあるが、高等学校では希ガスは化合物を作らないと習ったが、キセノンは種々の化合物を作ることができる。



 参考情報として、ヘリウムも現在玉不足であり、手に入れるのはかなり難しい。

 2012年には、世界的なヘリウム供給不足が発生した。原因は、アメリカでの設備トラブル、新興国での需要増などが考えられている。このため、東京ディズニーリゾートでは2012年11月21日からパーク内でのヘリウム風船の販売を休止した。



空気組成(Wikipedia)

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分離とものの価値

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