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zoom RSS チリ鉱山の落盤事故・奇跡の生還から3年 当事者たちの今

<<   作成日時 : 2013/12/08 05:28   >>

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 インターネットでその瞬間が世界中に生中継され、全世界に感動を与えたチリ鉱山の救出劇から早3年が経過した。33人は地下700mに69日間の長きに渡り閉じ込められ、最初の2週間は食料が欠乏する中を生き抜いた。全員が無事に救出された理由としては、パニックに陥らず、死の恐怖に直面しているにもかかわらず秩序が維持されたことが大きいとされる。とくに、現場監督のルイズ・ウルスア、そしてムードメーカーのマリオ・セプルベダの貢献が大きかったとされている。マリオ・セプルベダは地元メディアでスーパー・マリオとも渾名されていた。

 その人々の今を神戸新聞が報道している。また、この事故の状況と主要メンバーの地下での役割がWikipediaに詳細に記されているので、引用した。

 Wikipediaで紹介されているメンバーの今は、神戸新聞の記事によると、

 ルイス・ウルスア(57)  現場監督・リーダー
  年金生活。操作断念に反発し国際労働機関に訴えると主張。
  (リーダーの厳格さがそうさせるのか?)
 フロレンシオ・アバラス(34)  サブリーダー
  鉱山復帰。妻子と新築の家に住む
 ジョニ・バリオス(53)  医師役
  愛人と同居。開業した食料品店は閉店。年金生活。酒に溺れる
 マルイ・ゴメス(66)  宗教面のリーダー
  年金生活。肺の病気と精神的問題を抱える
 ホセ・エンリケス(57)  司祭
  年金生活
 マリオ・セプルベダ(43)  ムードメーカー
 再現映画に親族役で出演計画


 異常時にこそその人の真価が問われるとはよく言われることである。ここに示した6名はそれぞれの役割を自覚し、一致団結しての行動を支えることができた。まさに真価を表した瞬間である。しかし、その後はこの主要メンバーといえども人生様々である。年齢の若いフロレンシオとマリオは順風満帆にみえるが、それ以外の人たちは苦労しているようだ。そして、ここに示した人たち以外の人々の状況も神戸新聞が報道するように様々である。

 異常時に真価を発揮できる人は素晴らしい。しかし、その真価が平常時にも発揮され続けるとはかぎらない。反対に、サブリーダーのフロレンシオのように「もともとはシャイな人間であり、鉱夫の家族へ送るビデオを撮る際は撮影係にまわった。」と平時には目立つことはないが、異常時にはその真価を発揮する人もいる。

 人生は山あり谷ありである。いつも平常時、また、常に異常時ということはない。しかし、人生において交互に訪れるこの平常時と異常時を共にうまく乗り切っていく知恵を持った人は少ないということを、このチリ鉱山の例は示しているように感じられる。マリオ・セプルベダ(ムードメーカー)はこの両局面において秀でている。人は人生に向かう心の持ち方ひとつで、生活を、そして人生を前向きに変えていける存在であるのだろう。このことは常に心に留めておきたい。マリオにとっては変化はチャンスであったということも含めて。
 


神戸新聞 10がsつ13日
チリ落盤事故救出3年 奇跡の33人 人生明暗
心の傷癒えず酒浸り、無職 33人のうち5人以上が無気力状態から抜け出せず就業していない。
保証金で家購入、講演活動
画像




コピアポ鉱山落盤事故(Wikipedia)

 コピアポ鉱山落盤事故は、チリ共和国アタカマ州コピアポ近郊のサンホセ鉱山(en:San José Mine)にて、現地時間2010年8月5日に発生した坑道の崩落事故である。崩落により33名の男性鉱山作業員が閉じ込められるも、事故から69日後の現地時間10月13日に全員が救出された。サン・ホセ鉱山 (el yacimiento San Joséまたはla mina San José) は、コピアポの45km北に位置する。鉱山を所有したのはミネラサンエステバン社であったが、のちに倒産した。

 事故後18日目の生存確認生存は絶望視されていたが、救助隊は確認のために地下700mにある避難所まで直径8センチのドリルで穴を掘った。22日にドリルを引き上げたところ、先端に赤い文字で「我々33名は待避所で無事である」旨をスペイン語で手書きされた紙が括りつけられているのを発見、坑内に閉じ込められた33名が地下700mの避難所で生存していることが確認され、さらにはこの中にはある従業員による妻宛に自分が元気であることを伝えるラブレターなども含まれていた。そして救助隊が直径10センチとなった穴にファイバースコープを挿し込むと地下の鉱員の顔が映し出された。翌23日には音声での通話に成功している。救出活動を現地で見守っていたチリ大統領セバスティアン・ピニェラはこの生存確認を受けて、現地に集まっていた鉱夫の家族たちに対して拡声器で生存確認を報告、現地は歓声に包まれ、首都サンティアゴでもラッパが吹かれるなど歓喜の渦に包まれ、チリ各地で広場に集まったり、車のクラクションを鳴らしたりして生存を祝った。

 鉱夫たちは50平方メートルほどのシェルターにいたが、通気性に問題があったため、坑道に移らざるをえなかった。シェルターのほか、動きまわるスペースのある2キロメートルほどの地下通路があったのである。鉱夫たちはバックホーを使って地下水を確保している。鉱山シャフトの内側にある搬送機のラジエーターからもある程度水を得ることができた。食料は限られていたため、一人あたり8キログラムほど体重を落としている。緊急時にと残されていた食料はわずか2、3日分であり、彼らはそれを分け合って、発見されるまでの2週間をやりくりしたのだ。彼らが口にしていたのは「48時間ごとにマグロの缶詰を小ぶりのスプーンに2杯、牛乳を一口、ビスケットを1枚」、桃の一切れであった。明かりにはトラックのバッテリーを使ってヘルメットのランプを灯している。

 退院後のマリオ・セプルベダの言葉によれば33人は「一人一票制の民主主義を採用していた。脱出口を探したり、士気を高めようと皆で頑張った」。またこうも言っている。「もし関係が破綻したら、みんなお仕舞いってことは誰もがわかってた。毎日別の人間が何かしら不始末をやらかしたけど、そういうときはいつでも、みんながチームとして士気を維持しようとしていた」。セプルベダはじめ古参の鉱夫は若い人間をよく助けたが、鉱山内で起こったことの詳細、特に絶望的だった最初の何週かに起こったことについては口を閉ざすよう皆で誓った、と彼は言った。そういった出来事の中には、仲間が死亡した場合にその肉を食べることも真剣に検討したことも含まれていた。

 アバロスもまた、地下で生き残るため空腹に打ち勝とうと力をあわせた。「まとまりになれば、頑張りとおせる。希望をもっていられる。生き残るとみんなが信じなければいけなかった」と語っている。かつてプロのサッカー選手だったフランクリン・ロボスは自分たちが素晴らしいサッカーチームであるかのように行動したという。「酷いことが起きたけど協力しあった。何もなかった、水が飲みたくても飲み物なんてどこにもなかった時も。僕らは協力しあったんだ。食べるものもなくて、スプーン一杯のツナ缶を口にしたぐらいだった時も。それで本当に結束することができた」。

主要人物

ルイス・アルベルト・ウルスア (54)
 鉱山の現場監督だった。事態が容易ならざるものであること、救出が難しいことを理解し、「避難所」と彼らが呼んだ安全地帯に鉱夫たちを移動させた。わずかな物資を長期間もたせるために皆のまとめ役となった。事故の直後には3人を選抜して坑道を探索させ、状況を確認した。周辺の情報を細かくまとめた地図は救出を容易なものにした。救出作戦においては、地下の側から地上のエンジニアとテレビ会議で密に連絡をとっている。ピーター・ドラッカーの愛読者でもある。

フロレンシオ・アバロス (31)
 地下ではサブリーダーになり、ウルスアを支えた。それまでの経験と丈夫な肉体、精神力を買われて、脱出用カプセルへ乗った最初の人間に選ばれていた。もともとはシャイな人間であり、鉱夫の家族へ送るビデオを撮る際は撮影係にまわった。彼の弟も閉じ込められている。

ジョニ・バリオス (50)
 医師役をつとめて全員の健康状態を確認し、必要ならワクチンを与えたり、地上の医療班に仔細な報告をした。仲間たちはアメリカのテレビドラマにちなんで、彼を「ドクターハウス」と冗談めかして呼んでいた 。

マリオ・ゴメス (63)
 一番の年長者であり、宗教面でのリーダーとなった。聖像をかかげて礼拝所をもうけ、地上の精神科医のカウンセリングをたすけている。

ホセ・エンリケス (54)
 33年間採掘にたずさわりながら同時に牧師(福音派)でもあった。鉱夫たちの司祭となり日々の祈祷をおこなった。

マリオ・セプルベダ (40)
 精力的に鉱山内の状況をビデオにおさめて地上に送り、世界中に彼らが首尾よくやっていることを伝えた。地元メディアは彼をテレビゲームにちなんで「スーパーマリオ」とあだ名していた。




救出までの経緯  2010年10月7日

Good News  チリの落盤事故 早ければ明後日より救助開始 その瞬間が迫ってきた


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