企業の精神はどのような人たちを昇進させるかで決まる

 タイトルはドラッカー「創造する経営学」の一節である。「貢献させたいのならば、貢献する人たちに報いなければならない。つまるところ、企業の精神は、どのような人たちを昇進させるかによって決まる。」

 企業の活力や社風は、どのような人が重んじられるかで決まる部分が大きいのではないだろうか。学歴や学閥に支配される時代は終わりつつあるが、日本の社会においては企業の秩序を守るために、これらは完全にはなくならないであろう。しかしながら、実力ある人に道を開いてゆく人事制度のあり方が、日本の将来にとって重要となるのは間違いない。

 ドラッカーはさらに続けている。「重要な地位を補充するに当たっては(昇進させるに当たっては)、目標と成果に対する貢献の実績、証明済みの能力、全体のために働く意欲を重視し、報いなければならない」と

 この全体のために働く意欲、なかなかの目の付け所と感心する。情実人事とは相反するものである。


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