アルケミストは考えた

アクセスカウンタ

zoom RSS 日本人の平均寿命の伸びは途轍もなく驚異的である

<<   作成日時 : 2014/01/21 00:01   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 7 / トラックバック 1 / コメント 0

 日本人の平均寿命は長くなった。私が子供の頃のウン十年前を思い返してみると、20歳を過ぎた大人を見るとただただ尊敬。そして60歳を過ぎた大人を見ると、間違いなく「おじいさん、おばあさん」との印象を持っていた。しかし最近は、その感じ方は大いに変わってきている。30歳を過ぎた若者?でも、非常に成熟している人もいれば子供々々している者もいる。また、70歳ともなると「おじいさん、おばあさん」もいるが、その年齢を感じさせない人たちも増えてきた。これは、単に私がこの年齢に近づいたためだけではないのではないか? そこで、その理由を確認するために、時代の流れとともに平均年齢がどう変化してきたのか、その移り変わりを調べてみた。

まず、縄文時代から平成に至る、長期間に渡る平均寿命の推移が次の資料に示されている。これによると、昭和初期までの日本人の平均寿命はそんなには長くなかったようである。戦争の影響も考えられなくはないが、やはり食糧事情と医療制度にその因を求めるのが妥当である。その証拠に、衣食住が満たされ、医療が充実している現代にあっては、人々は年齢を加えても若さを保ち、平均寿命も大いに伸びている。


長 寿 社 会 日本人の寿命と高齢化の状況 
        

 1 日本人の寿命の推移

  弥生時代の平均寿命は、30歳であったが、昭和22年の平均寿命は、52歳となり戦後
  経済的に豊かになり平成19年度の平均寿命は82歳となり世界一の長寿国となった。

画像



これは参考までに、時代区分を示したものである。

画像


平均寿命は、赤ちゃんの死亡率が非常に高かったために短くなっている可能性もある。そこで、この影響を取り除いて比較するためには平均余命が重要となってくる。(0歳児の平均余命が平均寿命である。)平均余命でみても江戸時代の人は現代人と比較して短命であったことがわかる。その事実がわかる一番良い事例は、江戸・徳川幕府における将軍の死亡時年齢である。戦争もなく、栄養・医療ともにその時代の一番良いものを提供されていたはずの将軍であるが、やはり短命である。資料より、将軍15代の死亡原因と死亡時年齢を順に並べると、次のようになる。いまでは克服されている病により命を落としているケースが多く見受けられる。

●15人の没年齢

  (氏名、死亡年齢、死因、側室数、子女数)
 初代 家康 75才、胃がん、19人、19人
  2代 秀忠 54才、胃がん、2人 、9人
  3代 家光 48才、脳卒中(高血圧) 、9人、7人
  4代 家綱 40才、未詳、0人、0人
  5代 綱吉 64才、はしか→窒息死、3人、2人
  6代 家宣 51才、インフルエンザ、4人、6人
  7代 家継 8才、急性肺炎、0人、0人
  8代 吉宗 68才、再発性脳卒中、6人、5人
  9代 家重 51才、尿路障害(脳性麻痺)、 2人、2人
 10代 家治 50才、脚気衝心(心不全) 、2人、4人
 11代 家斉 69才、急性腹症、16人、57人
 12代 家慶 61才、暑気当たり、7人、29人
 13代 家定 35才、脚気衝心(脳性麻痺) 、0人、0人
 14代 家茂21才、脚気衝心(心不全) 、0人、0人
 15代 慶喜77才、急性肺炎、未詳、24人
 出典 篠田達明『徳川将軍家十五代のカルテ』(新潮社2005)


江戸時代の日本の人口統計(Wikipedia)


画像



人類誌.J.Anthrop.Soc.Ni:Peon 86(4):291-304(1978)
人口問題総説
篠崎信男 厚生省人ロ問題研究所

画像



そしてさらに、平均寿命の伸びを示したグラフ

Garbage News 2013年7月

日本の平均寿命の推移をグラフ化してみる(2013年)(最新)

画像


日本人の平均寿命は一体どこまで伸びるのでしょうか? そもそも動物界における人間の寿命が、各種パラメータから予想した値よりも特異的に長くなっているのです。これは書籍「ゾウの時間、ネズミの時間」に詳しく解説されています。生物学的に見ると人間の寿命は26.3歳となるのだそうです。人類はその統計的数値をなお一層、大幅に上回わろうとしているのです。


今は変化に富んだ時代である。その変化の中で、多くの人が刺激を受ける。その刺激には個人にとって良い刺激と悪い刺激があるが、良い刺激を受けた者は精神が活性化され、その影響が心だけでなく体の若さを保つ助けになる。一方、悪い刺激を受けるとこの逆の効果が現れ、最近増加しているうつ病の原因ともなる。

社会的な変化速度の小さかった昭和初期までは、何歳になれば私はどうしているということが想像できた時代であり、そのことは何歳くらいならば普通の人は「こうである」、あるいは「こうあらねばならない」との社会的なコンセンサスが出来上がっていた。ところが、最近の変化の激しい世の中においてはこのようなコンセンサスを得ようとすること自体がナンセンスになりつつある。

やる気とはうらはらにままならぬ世の中ではあるが、考えようによっては刺激に満ちた面白い世の中でもある。この現代をどのように認識しどのように生きていくか? それを決めるのは個人々々である。各自が飛行機のパイロット、あるいは船の船長となり自分の行き先とその経路を決めなければならない世の中である。この平和な日本に生まれ、その気になれば多くのチャンスが転がっている。この時代を長寿を全うしながら体験していけることは幸せである。こんな時代に生まれたことを再認識し、充実した人生を送るべく、日々努力を重ねていきたいと思っている。



参考 2007年2月24日文書

 厚生労働省が「簡易生命表」を発行している。これは、ある年齢の人が平均であと何年生きられるかを示している平均余命表である。

 先ず平均寿命。これは生まれた赤ちゃんがあと何年生きられるかを示す数値、すなわち年齢がゼロ歳の人の平均余命である。日本人男78.64歳、女85.59歳と女のほうが6.95歳も長生きする。驚きの数字である。

 平均余命の男女差は20歳時点で6.86歳、40歳時点で6.51歳、60歳時点で5.57歳、80歳時点で2.84歳と縮まってくる。また、女性の期待寿命は20歳の86.01歳に対して50歳で86.90歳と0.89歳しか違わないのに対し、男性の期待寿命は同79.15歳と80.70歳と1.55歳も違ってくる。

 このことは、女性の場合、50歳位までは比較的死亡率が低いことを示している。50歳といえば、閉経年齢くらいであり、ここまでは健康にも恵まれていると考えても良いのかもしれない。また、最近は男女の産み分けがあるのではっきりとした数字はわからないが、女の赤ちゃんに比べ男の赤ちゃんが多く生まれるが、男は弱いので死亡率が高く、結婚年齢に達した頃には男女比が50:50になると言う話しを聞いたことがある。

 なぜ女性が男性より長生きできるか、月経がある間は時間が止まる。その理由として一月に一回血液と一緒に老廃物を排出するためとい話もありますが、これに関しては私は未確認です。この理屈が正しいなら、毎月献血をする人は長生きすると言うことになるのですが・・・・。とにかく生命は神秘に満ちています。

キーワード:平均寿命 平均余命 合計特殊出生率 男女出生比率 月経

画像



          ブログ一覧に戻る        ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
江戸時代の乳幼児死亡率は庄屋という恵まれた地位においても高かった
江戸時代は士農工商といい、農民が2番目の地位に位置づけられてはいたが、その実態は過酷なものであった。一生懸命に米を作るが、その米は口に入らず麦が常食となったり、飢饉となった年には多くの飢死者が出た。農民といえども餓死と隣あわせであった。 ...続きを見る
アルケミストは考えた
2014/09/28 23:00

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
日本人の平均寿命の伸びは途轍もなく驚異的である アルケミストは考えた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる