5年前に世界を震撼させた豚インフルエンザH1N1 患者急増中!
5年前は致死率が高いとして恐れられた豚インフルエンザであった。その予測は幸いにも外れる形となったが、このインフルエンザの感染力は非常に強いことは2009年の事例でも明らかである。そのH1N1型のインフルエンザが大流行の兆しを見せている。
日本ではインフルエンザとノロウイルスによる患者数が増加し、中国では鳥インフルエンザが流行中である。日本を含む東アジアにおいて、これらウイルス性の病気の発症からはしばらくは目が離せない。パンデミックに至らないことを願うまでである。
NHK 1月28日
H1N1型急増 若い世代注意
インフルエンザの患者が全国で急速に増えています。
なかでも新型インフルエンザとして5年前大流行したH1N1型のウイルスが増えていて、国立感染症研究所は、比較的若い世代の人も重症化するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月19日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は5万8233人で、前の週の2.1倍に増えました。
1医療機関当たりの患者数は11.78人で、都道府県別に見ますと、▽沖縄県が最も多く36.74人、▽次いで宮崎県が19.58人、▽岐阜県が19.13人などとなっていて、すべての都道府県で増えています。
また、沖縄県や大阪府など8つの府県では、大流行が起きているおそれを示す「警報レベル」の地域が出ているほか、山形県、石川県、鳥取県を除くすべての都道府県で、今後4週間以内に大きな流行が起きるおそれが高いことを示す「注意報レベル」の地域が出ています。
また、流行しているインフルエンザのウイルスをタイプ別に見ますと、去年末ごろまではA香港型が流行の半分ほどを占めていましたが、今月19日までの5週間では、5年前に新型インフルエンザとして流行したH1N1型のウイルスが42%と最も多くなって、急速に増えていることが分かります。
国立感染症研究所の砂川富正室長は「患者数はこの先さらに増えるとみられる。H1N1型が増えているので、ぜんそくなどの持病のある人や比較的若い世代でも注意が必要だ。注意としては、手洗いやせきエチケットを徹底するほか、予防接種も今からでも遅くないので、希望する人は早めに接種してほしい」と話しています。
2009年に新型インフルエンザと呼ばれたH1N1の一連の記録
2009年4月25日
豚インフルエンザ アメリカ、メキシコで流行の兆し? メキシコで死者60人!
2009年4月28日
豚インフルエンザ WHOが警戒レベルをフェーズ4に引き上げ すでにウイルス封じ込めの段階ではないと
2009年4月30日
WHO、警戒水準「5」に引き上げ 新型インフル
2009年5月9日
新型インフルエンザ 時系列整理(その1) その発生から日本侵入まで
2009年5月20日
新型インフル その時系列整理(その2) 日本侵入から感染者数200人突破まで
2009年5月26日
新型インフル その時系列整理(その3) 関西での1週間の学校閉鎖により感染者増加率が減少
2009年6月12日
新型いインフルエンザの警戒レベルが最高のフェーズ6へ 日本では既に織り込み済みで冷静に受け止められる
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日本ではインフルエンザとノロウイルスによる患者数が増加し、中国では鳥インフルエンザが流行中である。日本を含む東アジアにおいて、これらウイルス性の病気の発症からはしばらくは目が離せない。パンデミックに至らないことを願うまでである。
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H1N1型急増 若い世代注意
インフルエンザの患者が全国で急速に増えています。
なかでも新型インフルエンザとして5年前大流行したH1N1型のウイルスが増えていて、国立感染症研究所は、比較的若い世代の人も重症化するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月19日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は5万8233人で、前の週の2.1倍に増えました。
1医療機関当たりの患者数は11.78人で、都道府県別に見ますと、▽沖縄県が最も多く36.74人、▽次いで宮崎県が19.58人、▽岐阜県が19.13人などとなっていて、すべての都道府県で増えています。
また、沖縄県や大阪府など8つの府県では、大流行が起きているおそれを示す「警報レベル」の地域が出ているほか、山形県、石川県、鳥取県を除くすべての都道府県で、今後4週間以内に大きな流行が起きるおそれが高いことを示す「注意報レベル」の地域が出ています。
また、流行しているインフルエンザのウイルスをタイプ別に見ますと、去年末ごろまではA香港型が流行の半分ほどを占めていましたが、今月19日までの5週間では、5年前に新型インフルエンザとして流行したH1N1型のウイルスが42%と最も多くなって、急速に増えていることが分かります。
国立感染症研究所の砂川富正室長は「患者数はこの先さらに増えるとみられる。H1N1型が増えているので、ぜんそくなどの持病のある人や比較的若い世代でも注意が必要だ。注意としては、手洗いやせきエチケットを徹底するほか、予防接種も今からでも遅くないので、希望する人は早めに接種してほしい」と話しています。
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