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zoom RSS ガス会社がハム・ソーセージで儲ける時代となった

<<   作成日時 : 2014/02/16 00:56   >>

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エア・ウォーターという会社はガスを扱っている会社だと理解していたのですが、その内容は大きく変わってきているようです。日本経済新聞によると、ハムやソーセージの販売が好調と。この言葉で、その業容を確認してみる気になりました。

2000年に会社の合弁により発足していますが、それまでは北海酸素からの冷凍食品技術しか持ち合わせていなかったのではないかと推測します。しかし、その後は多くの会社に資本参加してその後に子会社化したり、合弁会社を作ったりと、資本力を武器に短期間に多角化の道を歩んでいます。

ガスから食品へ飛ぶためにシナジーが働いたかというと、せいぜい冷凍技術くらいかもしれません。それでも大きな利益が出るということは、買い取る会社を見定める「目」が確かであったということでしょう。アベノミックスにより日本企業も業容を広げ利益率を向上させる必要が生じてきます。儲かる会社には海外から資本が集まり、業容が拡大し、さらに利益が上がるという構図です。日本の会社も、国内外の儲かる会社を見出して買い取ってしまうという流れになりそうです。景気の高揚期に大いに儲ける「目」がモノを言います。先日のブログで紹介した「海」が「空」を手中に収める話などもこの類ではないでしょうか。


日本経済新聞 2月13日

エア・ウォーター、純利益最高150億円 13年4〜12月 エア・ウォーターが13日発表した2013年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%増の150億円となり、4〜12月期としては過去最高を更新した。食品や医療関連など多角化事業が好調で、産業ガスの苦戦を補った。

 売上高は19%増の4671億円。農業・食品は12年に飲料会社を買収した効果に加え、ハムやソーセージの販売が好調。医療関連事業も手術室工事の受注が伸びた。窒素や酸素などの産業ガスは鉄鋼メーカー向けの販売量が増えたがエレクトロニクス向けは苦戦した。

 14年3月期通期は「冬にかけて医療ガスやLPガスの販売が伸びる」とし、売上高が前期比17%増の6300億円、純利益が3%増の190億円との予想を据え置いた。



平成26年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)



<産業ガス関連事業>
産業ガス供給は、高炉オンサイトが各製鉄所の順調な操業により、酸素を主体にガス供給が好調に推移
いたしました。また、化学、自動車、建機、鉄骨・橋梁向けの需要についても徐々に回復してまいりまし
た。しかしながら、エレクトロニクスは依然として調整局面が続き、厳しい状況で推移いたしました。さ
らに、世界的に需給タイトな状況が続いているヘリウムは調達コストにも影響し、厳しい状況で推移いた
しました。
<ケミカル関連事業>
コールケミカルは、コークス炉ガスの処理量が安定的に推移し、基礎化学品の主力である粗ベンゼンの
生産ならびに販売が堅調に推移いたしました。ファインケミカルは、機能化学品の電材向けを中心に中国
製造子会社への生産移管が進捗し、構造改革の効果が着実に現れました。タール蒸留事業は、無水フタル
酸、ナフタリンなど安定した需要が継続したものの、主力のニードルコークスは、電気炉電極の最大マー
ケットである中国の低迷が続き、厳しい状況が続きました。
<医療関連事業>
医療用酸素は、新規病院の獲得に努め前年並みの数量を確保いたしました。医療機器は、循環器系機器
が症例数増加を背景に好調に推移いたしました。また、注力する周産期系医療機器は、商品ラインアップ
の充実により事業強化を図っております。医療サービスは、SPDならびに在宅医療分野でM&Aによる
事業強化を図るとともに、滅菌サービスの受託病院数が増加し順調に推移いたしました。病院設備工事
は、高度医療に対する病院の旺盛なニーズが高まり、手術室・ICU工事件数が拡大いたしました。
<エネルギー関連事業>
主力のLPガスは、節約志向ならびに気候の影響により家庭向け消費の減少が続きましたが、新規顧客
の獲得やハイブリッド給湯暖房システムの設置促進、重油からの燃料転換による工業用LPガスの増販に
より、前年を上回る数量を確保いたしました。また、LPガス既存顧客への直売ルートを生かしたガス関
連機器の販売は、展示会等の販売促進イベントが奏効し大きく伸ばすことができました。一方、新規獲得
で数量拡大を続けてきた灯油は、需要期に入り仕入コストの上昇と気候の影響を受け、厳しい状況で推移
いたしました。
<農業・食品関連事業>
ハムデリカ・冷凍食品事業は、原材料コストの上昇や為替影響を受け厳しい事業環境となりましたが、
主力のハム・ソーセージの拡販と独自性の高い業務用ソースやスイーツが外食チェーンに新規採用される
など総じて堅調に推移いたしました。
飲料事業は、果実・野菜飲料ならびに缶コーヒーなど主力の受託事業が順調に推移いたしました。
農産物流通・加工事業は、気候変動による歩留まり悪化などの影響を受けながらも、生鮮野菜の市場価
格安定により、概ね堅調に推移いたしました。
<その他の事業>
海水事業のうち塩事業は、業務用特殊製法塩の拡販、塩化カリウムなど新規事業の拡大、ならびに配管
更生事業アクアインテック鰍フ新規連結により、総じて順調に推移いたしました。マグネシア事業は、高
級電磁鋼板用マグネシアの販売が回復し順調に推移いたしました。


エア・ウォーター株式会社(Wikiprdia)

北海酸素株式会社
 1981年(昭和56年)3月 - 冷凍食品の製造・販売を開始

大同酸素株式会社
 1997年(平成9年)9月 - タテホ化学工業株式会社(元・大証(現・東証)1部上場企業、現・連結子会社)の第三者割当増資を引受け。

共同酸素株式会社

エア・ウォーター株式会社
 2000年(平成12年)4月 - 大同ほくさん株式会社を存続会社とし、共同酸素株式会社と合併し、
                 商号をエア・ウォーター株式会社に変更。
 2002年(平成14年)9月 - 住金ケミカル株式会社に資本参加。
 2003年(平成15年)6月 - 名古屋証券取引所市場第一部上場廃止。
 2003年(平成15年)10月 - 川重防災工業株式会社(現 エア・ウォーター防災株式会社)に資本参加。
                 (現 連結子会社)
 2006年(平成18年)2月 - タテホ化学工業株式会社を株式交換により完全子会社化。
 2006年(平成18年)4月 - エア・ウォーター・ケミカル株式会社(旧 住金ケミカル株式会社)並びに
                 エア・ウォーター・ベルパール株式会社と合併し、ケミカル事業部を設置。
 2007年(平成19年)8月 - エア・ウォーター防災株式会社を株式交換により完全子会社化。
 2007年(平成19年)9月 - 株式会社日本海水に資本参加。(現 連結子会社)
 2007年(平成19年)10月 - 長野県松本市に総合開発研究所を開設。
 2011年(平成23年)5月 - 相模ハム株式会社に資本参加。(現 連結子会社)
 2012年 (平成24年) 3月 - 相模ハム株式会社を株式交換により完全子会社化。


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