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zoom RSS コンピュータが自動生成した論文に査読者が騙されたというおそまつ!

<<   作成日時 : 2014/02/28 22:01   >>

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今やコンピュータは有名私立ならば合格するレベルにまで達した(東大模試“偏差値60”まで来た)。

そのコンピュータが論文を自動創成し、さらにその内容が尤もらしいので専門家の査読の目を通り抜けて専門誌に掲載されてしまったというからビックリである。

だが考えるに、問題はコンピュータなのか人間なのか? もし、査読者が真面目に査読していれば、当然この論文は却下されたと考えられる。間違いなくそうなるだろう。なぜならば、査読はその分野の専門の先生が担当するのが普通で、その先生が意味不明の論文を通すはずがない。私も論文を提出して1回で審査をパスした記憶がないから、普通ならば査読される先生方は非常に真面目に審査しておられる。

今回の記事の内容からすると、査読の仕方に問題があったと考えて間違いないだろう。投稿先が論文数稼ぎの馴れ合いの雑誌であったと考えると理解しやすいが、その論文が何であったかはこの記事では明確にはされていない。

参考までに、特許出願においては、出願願書の形式さえ整っていれば受理してくれ、1年6ヶ月後には特許公報に掲載してくれる。この乗りで論文投稿したということだろう。特許と論文の違いは、特許は審査請求して初めてその真価が特許庁の審査官により審査されるが、論文は掲載前に審査され、その審査を通過したものだけが掲載されることである。




msnトピックス 2月28日 (AFPBB News)  本文の一部を割愛して短縮しています。

独出版社シュプリンガー、機械生成の「でたらめ」科学論文を撤回へ

【AFP=時事】独出版大手シュプリンガー(Springer)は27日、コンピューターで生成された全くの「でたらめ」だったことが判明した論文16件を自社の資料データベースから削除すると発表した。

 シュプリンガーによると、これらの偽論文は情報理工学に関する学術会議に投稿されたもので、これらの会議の論文集は定期購読者限定の専門的な出版物として発行されたという。

 英科学誌ネイチャー(Nature)の報告によると、同氏はこの他にも、米ニューヨーク(New York)に本部を置く米電気電子学会(Institute of Electrical and Electronic Engineers、IEEE)が知らずに掲載した「意味不明な」論文を100件以上発見したという。

 同氏は、「SCIgen」と呼ばれるプログラムで作成された偽の論文を見破る方法を研究している。

 SCIgenは、無作為に選んだコンピューター工学用語をちりばめた見栄えの良い「研究論文」をワンクリックで次々に作成する。

■意味不明な「論文」を瞬時に作成

 例えばこんなふうだ。「一定時間技術とアクセスポイントはこの数年で、未来学者と物理学者の双方から大きな関心を集めてきた。スーパーページに関する広範な研究を長年重ねた結果、われわれは128ビットアーキテクチャとチェックサムの適切な一体化を確立した」

 SCIgenは、米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の研究者らが2005年に考案したプログラムだ。

 SCIgenは、次のWebサイトで無償で提供されている:http://pdos.csail.mit.edu/scigen/

■問い直される「査読審査」

 ラベー氏は今回の詐欺行為によって、査読審査システムの信頼性が打ち砕かれたと指摘する。同システムでは、科学的主張に確実な根拠があるかどうかを独立した専門家らが評価することになっている。

「査読審査システムは、今までのところわれわれが持ち得る最良のシステムであり、今回の事件をきっかけに、それを強化するための追加的な措置をシュプリンガー側で講じる予定だ」


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