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zoom RSS カタカナ英語が日本社会を害しいているとは思わないが・・・

<<   作成日時 : 2014/04/12 00:49   >>

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最近は外国語由来のカタカナがやたら日常に溢れている。それらのカタカナ英語を聞いて、何かしら分かった気持ちになっているから不思議なものである。その昔は野球を野ボール(ノボール)と言っていた時代もあるそうであるが、それは今ではベースボールとなって定着している。日本人の誰もがベースボールと聞けば野球のことだとわかる。しかし、ベースボールは限定的に用いられる言葉でもある。高校野球や大学野球とは言うが、高校ベースボールや大学ベースボールなる言葉はないから、日本人はそれなりに外国語をうまく消化し、使い分けているのである。

下の日本経済新聞(4月9日)は、文章よりカタカナ英語を消しましょう、という話である。これを読んで思い出したことがある。思い出したくないから、せっかく忘れていたのに、思い出してしまった話である。

昔(昔々か?)非常に几帳面な上司がいた。その上司は何事にも徹底しなければ気がすまない。さらに悪いことに自分が正しいと思っている。(かくいう私も、ほとんどの場合、自分が正しいと思っているから始末が悪いのだが。)上司は何の疑いもなく、日本人がカタカナ英語を使うのは良くないと信じ込んでいるのである。その理由をその上司に尋ねたことがあるが、100人が100人とも理解できない言葉は使ってはいけないという答えであった。ひとりでもそのカタカナ英語を理解できない人がいれば、そのカタカナ英語を使ってはいけないというのである。

会社組織では上司の命令は絶対であった。もう古い話で、何をどうしたかは忘れてしまったが、日頃普通に使っているカタカナ英語をすべて日本語に翻訳する羽目に陥った。いま、かすかに覚えているのは「ポリマー」を「樹脂」としたことだけで、あとは忘れてしまった。わたしにとってはそれ程にどうでも良いことであった。

カタカナ英語を日本語へ翻訳する私の翻訳能力を駆使して?書いた文章は、その作成に時間がかかり、なおかつ読み返しても頭にスットは入ってこなかったことは説明するまでもない。カタカナ英語が意味不明の日本語に翻訳され、かえって理解できない文章に化けたのであるから致し方ない。今思っても本当に無意味な作業であった。

人間というのは、正しいと信じ込めば、それをせずにはいられない動物のようである。その信じ込む力が、様々な成功や失敗、事件を引き起こす。もし、信じ込んだことが正しい方向であれば、世の中を変革するほどのすごい仕事を成し遂げることもある。もし、間違った方向であれば、人類に対して大きな犯罪を犯す結果になったり、あるいは、普通では考えられないような詐欺に引っかかり、不幸な結果を招くこともある。


中庸という言葉がある。

1 かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「―を得た意見」「―な(の)精神」

2 アリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念。過大と過小の両極端を悪徳とし、徳は正しい中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。

という意味である。


ほどほどで済ましても大きな問題が起こらない場合には、ほどほどに済ませておきましょう、というのが私の偽らざる気持ちである。



日本経済新聞 4月9日

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
日本語に翻訳すれば錬金術師の日記帳となります(^_^)

カタカナ英語は読む人により全く理解出来ない人も
いると思います。しかし、時代の変遷により言葉も
新しく生まれたり無くなったりと徐々に入れ替わると
思います。日本語の語彙の多さと奥の深さは世界でも
稀な言語だと言う評判です。
華の熟年
2014/04/12 21:51
野球 ベースボール は生易しい方です。以下の漢字はその多くは読める人の数が減少し、理解不能になってきていると思います。英語に無理やり漢字を当てはめたのですから、市民権が得られなかった漢字は消えていくのが道理です。カタカナ英語と漢字を比較すれば、カタカナ英語が萬人に受け入れられている場合もあることの証拠の一つですね。

漢字名

よみ

一般的な名称


氷球 ひょうきゅう アイスホッケー
鎧球 がいきゅう アメリカンフットボール
水球 すいきゅう ウォーターポロ
打球 だきゅう ゴルフ
孔球 だきゅう ゴルフ
門球 もんきゅう ゲートボール
蹴球 しゅうきゅう サッカー
庭球 ていきゅう テニス
避球 ひきゅう ドッジボール
羽球 うきゅう バドミントン
毛球 もうきゅう バドミントン
籠球 ろうきゅう バスケットボール
籃球 らんきゅう バスケットボール
排球 はいきゅう バレーボール
送球 そうきゅう ハンドボール
撞球 どうきゅう ビリヤード
卓球 たっきゅう ピンポン
野球 やきゅう 野球
拳闘 けんとう ボクシング
杖球 じょうきゅう ホッケー
柱技 ちゅうぎ ボーリング
投球 とうきゅう ボーリング
闘球 とうきゅう ラグビー

畑啓之
2014/04/13 02:05
野球は日本的、ベースボールはアメリカ的で馴染んでいますね。最近マートンが大活躍で阪神は貯金も出来て喜んでいます。

畑様のおっしゃる様に球技にも沢山のカタカナ英語が有るのですね。勉強になりました。外国から入った球技の命名はやはり、カタカナ表記が良いと思います。日本からの輸出した名称では、たいふーん・すもう・もったいない、等々の言葉は世界共通だと思います。インターネットの普及で世界中の言葉が少しづつ共有されて行くと思います。
華の熟年
2014/04/13 13:43

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