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zoom RSS 西暦2100年、私たちの子孫には空気中からのCO2除去が義務付けられる

<<   作成日時 : 2014/05/20 20:12   >>

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日本経済新聞(5月20日)によると、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、今世紀末までに温暖化ガスの排出をゼロにし、さらに、過去に排出した分まで減らす必要があると警告を発している。これを「カーボンマイナス」というらしい。この方針に従うと、私たちの90年後の子孫、まだ顔も見ていない子孫たちが、私たちが排出したCO2を取り除く努力をしていることになる。その時、彼らの生活はどのようになるのか?


新聞記事には、カーボンマイナスを実現するための、いくつかの方法が示されている。

まずは地熱エネルギー。地球環境産業技術研究機構(RITE)

CO2を注入井戸から地中深くの地熱帯へと注入し、超臨界状態として別の井戸から抜き出し発電をする。CO2はリサイクルされ、その一部は地中で岩石と結びついて固定されるとの思惑だ。

ついでCO2の固定。京都大学と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)

石炭層にCO2を注入して、石炭中に吸着・保持されているメタンをこのCO2で剥がし(はがし)取ることにより、CO2が得られることは分かっている。このとき、CO2は石炭中に固定化されることになる。メタンが得られ、しかも、CO2が地中に固定化できるので一石二鳥である。これと同じことを、シェールガス層でも実施しようとする計画が進んでいる。こちらも一石二鳥を狙っている。

さらに事態は、化石燃料を燃焼させない方法へと進む。

ここで出てきているのが、やはり、バイオマス。説明は省略。

そして、CO2と水からギ酸を作る話。パナソニック

反応式は、
  CO2 + H2O + 光 → HCOOH + 0.5O2
となる。

ギ酸は分解すると水素(H2)とCO2となるので、太陽エネルギーの詰まった水素は燃料として使い、CO2はリサイクルすればよいとの議論である。

第二次世界大戦に日本が参戦せざるを得なかった理由が、石油(エネルギー)であったように、

2100年には、CO2排出権の不平等に端を発し、エネルギー資源をふんだんに使う戦争が勃発するかもしれない。本末転倒の事態も起こり得るということである。CO2問題が生活に深刻な影響を与えなければ良いのにと、まだ見ぬ子孫に思いを馳せている次第である。



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