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zoom RSS 発育障害と天才はとても近しい関係? でも、天才が必ずしも発育障害ではない

<<   作成日時 : 2014/05/07 00:06   >>

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発育障害と天才の関係はよく論じられているところである。この主張するところは、発育障害により、天才は通常の人よりも特定の才能が花開き、その結果、天才になったという論法である。

この論を科学的に証明するには、そのための証拠が必要である。具体的には、脳のどの部分が普通の人と違っているか。思考方法、行動パターンが普通の人とどう違っているか、などである。また、同じ発育障害を持った人の比較において、なぜ一方が天才とよばれ、一方が普通の人で終わったかの説明ができることも重要である。同じ障害をもっている人は、可能性としては全員が天才となり得る資格を有しているというのがこの議論のポイントであると考えられるからである。

注意欠陥・多動性障害(ADHD、Wikipedia)によると、「学童期までの発症率は1〜6%」と高い値になっている。そして、その原因として、脳の部位の欠陥が疑われている。

  脳の部位

  機能不全が疑われている脳の部位には、大きく3箇所ある。
  ADHDの子供達はこれらが有意に縮小していることが見出される。

  右前頭前皮質            注意をそらさずに我慢すること、自意識や時間の意識に関連している
  大脳基底核の尾状核と淡蒼球 反射的な反応を抑える、皮質領域への神経入力を調節する
  小脳虫部動             機付け

  多くの研究者が、複数の遺伝子異常がこれらの部位の萎縮に関係しているのではないかと考えている。


下に、障害を疑われている天才の一覧表、および関連するサイトを示した。確かに、表に示された天才たちはその持っている障害について多くの研究がなされ、その証拠が得られたケースも多いと考えられる。科学的には正しい、あるいは正しい答えを得るための努力がなされたと考えても良いようである。アインシュタインその脳が保存され、天才発現の理由が研究されたことでも有名である。

だが、この議論はやはり何かがおかしい。アインシュタインやその他の天才と同じ障害に苦しむ人々は世界に大勢いる。なにせ、ADHDの割合が学齢期前に1〜6%というのであるから、その人数は非常に多い。上の論法で行くと、世界は天才であふれることになる。

見方を変えて、天才と呼ばれる人の中で、障害を持った人の割合はどの程度なのか? 不思議とこの報告を目にしたことはないが、もしこの割合が天才全体の1〜6%であれば、天才と障害は関連性がほぼないと言えることになる。さらに加えれば、表に示された天才たちは、自身の障害に打ち勝って大偉業を成し遂げたすばらしい人たちということができる。


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関連サイト

発育障害と呼ばれているADHD。実は天才に育つ可能性あり!

    ADHDは注意欠陥・多動性障害のこと。

さらに、この情報が強化されると、次のような本のタイトルに変化します。少し行き過ぎのような気もしますが。

    天才脳は「発達障害」から生まれる (PHP新書) [新書]




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