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zoom RSS 「成果を出しても給料は上がらない」は当たり前のこと?

<<   作成日時 : 2014/06/10 05:55   >>

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良き上司に恵まれ、力の限りを尽くして仕事をする。その成果がが認められ、出世と給料が付いてくれば、こんな幸せなことはない。



多くの成果を生み出し、会社に貢献しているのに、なぜあの人が出世していないのかという先輩をたくさん見てきました。それとは反対に、なぜあの人が出世するのだという人も多く見てきました。

会社によってそれぞれ事情が違うでしょうし、時代背景によっても状況は大きく異なると思います。

とはいっても、他社の話も聞く機会がありますが、どこの会社でも声を大にして新しいことをやった人は出世していないことが多いようです。その仕事がうまく進み出して、その仕事の後を継いだ人は出世します。おそらく、確率を採ってみるとこの傾向が支持されるのではないでしょうか。

なぜそのようなことになるのか? 日本は能力主義と言いながらもまだ情実人事が幅を利かせています。情実とは「個人的な利害・感情がからんで公平な取扱いができない関係や状態。」という意味です。

これは私の偏った意見としてお聞きいただきたいのですが、この感情が曲者です。

目的達成のために、部下が何か新しい方法を手がけるときには上司は巻き添えにならないことを願います。その仕事がうまく行かなかった時には、難しい仕事に果敢にチャレンジしたのだからよく頑張ったと部下の苦労を労います。特に上司が仕事の具体的な進め方を指示している場合はそうです。

一方、部下の発案の方法でその仕事がうまくいった時には、上司がそれが自分の指導によりうまくいったのだと言えればなんら問題は起こらないでしょうが、大概の場合、上司はその新しい方法に対し最初に反意を示していますから、その方法がうまくいけば上司のメンツは丸つぶれということになります。

ここで問題となるのが、部下の人事考課を誰が行うかということです。もちろん上司です。次の記事でも示されている総合判断49.4%の部分です。ここが急激に落ち込むと、彼は仕事はできるのだけれども協調性がなく、彼に大事な仕事は任せられないという風評が立ち、将来の可能性を狭めることになります。

従って日本においては、上司に秘密裏に根回しして、上司の意見としてこの仕事をするということにしない限り、部下は浮かばれないことになります。論理的でチャレンジ精神を持った上司に恵まれれば良いのですが、そうでなければこの仕事はできないと諦めるか、考課が下がることを覚悟で頑張ってみるかです。

ここまでは私論です。


下の記事は経済原則を説いていますので、次のようにちゃんと書かれています。

労働者として優秀になり、企業に利益をもたらすことで得られるのは「雇い続けてもらえること」なのです。給料が上がることではありません。2倍の成果が出せるようになっても、給料は2倍にはなりません(先ほどの話の通り、1.2倍くらいにはなるかもしれませんが)。

 そういうものなのです。それが資本主義経済における給料のルールなのです。



資本主義経済の原理原則に法っている会社が日本にどのくらいあるか? きっとそのような統計は厚生労働省も持っていないでしょう? 企業に利益をもたらさなくても「雇い続けてもらえること」を実現できる方法はあるでしょう。上司のお覚えがめでたければ、という前提条件が付きますが。




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超入門資本論 木暮太一

成果を出しても給料が上がらない本当の理由   6ページ物の第6ページ

厚生労働省の統計が証明している

厚生労働省が発表している統計(平成25年版賃金事情等総合調査)にそれが表れています。これは、基本給の金額を決めている要素です。基本給全体を100としたとき、それぞれの要素がどのくらい考慮されるかを表しています。

1. 年齢・勤続給……14.4%
2. 職務・能力給……31.3%
3. 業績・成果給……4.9%
4. 総合判断……49.4%



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