ビットコインはお金か? それともモノか?

ビットコインはお金でしょうか? それとモノでしょうか?

ビットコインには相場があり、ドルで売買されています。専用の取引所もあります。相場は乱高下はしますが、一応は相場です。従って、素直に考えればこれは価値を持った、通貨の代用をする兌換物であると考えられます。

一方、ビットコインという名前からは、あたかもこれが通貨であるとの印象を我々に抱かせます。もし、世の中にドルという通貨がなかったとしたならば、ビットコインが物の価格(価値)を測る尺度となり、立派に通貨の役割を果たすことでしょう。

従って、ビットコインはお金ともモノとも、その解釈が難しいところです。

今回、下の記事にもあるように、米政府が押収したビットコインを競売にかけようとしているそうです。こうなると、ビットコインはモノとしての扱いですね。米政府も取引所を通してドルに変えることもできるとは思うのですが、このビットコインが麻薬密売にかかるものだけに、売り先を明確にしておきたいとの意志が働いているのかもしれません。それと、取引所に利益を供与することを良しとしないのかもしれません。

現在、市場には約1300万ビットコインが流通していますので、今回の約3万ビットコインの市場への投入は相場には大きな影響は及ぼさないでしょう。そうすると、競売と言いながらも価格は相場の近辺に落ち着くと考えるが妥当なのではないでしょうか。

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時事通信社 6月13日

押収ビットコイン競売へ=米政府、約18億円相当
 【ニューヨーク時事】米政府は12日、連邦捜査局(FBI)がインターネット上の麻薬密売サイトを摘発した際に押収した仮想通貨「ビットコイン」の一部を27日に競売にかけると発表した。売却するのは2万9656ビットコインで、現在の取引価格で約1750万ドル(約18億円)に相当する。


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