アルケミストは考えた

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<<   作成日時 : 2014/06/26 20:51   >>

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日本経済新聞(6月26日)に「ミドリムシ燃料始動」と大きく報じられた。内容を拾い出すと、

単位面積あたりのミドリムシなどの藻類の油生産量は、トウモロコシの最大700倍とされる。
藻類燃料の2020年の需要は年8000億円となる見通し。

いすゞ自動車−ユーグレナ ミドリムシから抽出した油でバス運行を開始
JX日航日石エネルギーや日立製作所 共同研究に参加
ANAホールディングス 資金支援     IHI 榎本藻での油生産の研究
デンソー 別種の藻を研究         J-パワーと日揮 研究開始

となかなかの勢いだ。ただし、最大の課題は生産コストとちゃんと断ってある。現在の実力は1リットルあたり500円〜600円程度と言っている。


これに流通経費を加えていくと、結構割高である。規模の経済でこの生産コストが押さえ込めれば良いのだが、このハードルはなかなかに高い。関連情報は2013年11月7日のブログに記している。


サンシャイン計画、ムーンライト計画、そしてバイオエタノールもやった。そして最後に原始の地球で芽生えた単細胞を利用する油作りにたどり着いた。わたしは、これを「地球原始化計画」と名づけた。シャインしないし、ライトもない。逆に光を吸い取り、蓄えたエネルギーで大気CO2の増加を防ぎ、さらにエネルギーも賄う。理想の形である。経済原則から考えると、石油が1リットルあたり、今の倍の300円程度になった時に、この計画の成果が初めて現れてくるように思う。

今回のユーグレナ油も、産経新聞(6月25日)によると、まずは通常燃料への1%添加から始めるとある。日本経済新聞の書き方は威勢はいいが、科学の進歩とは実績を見ながら着実に。非常に遠い将来には化石エネルギーも枯渇してくるから、この技術はいつかは花開く。それが2020年であるという保証がないだけである。



サンシャイン計画(Wikipedia)
1974年7月に発足した日本の新エネルギー技術研究開発についての長期計画である。
1973年に発生した第1次オイルショックを契機に、エネルギー問題とそれに付随する環境問題の抜本的な解決を目指して1974年、工業技術院によって計画された。1992年までに4400億円が投じられた。

ムーンライト計画(Wikipedia)
オイルショックの経験を踏まえ、エネルギー転換・利用効率の向上、エネルギー供給システムの安定化、エネルギーの有効利用の各要素に関わる技術研究開発を目指して工業技術院により1978年から計画された。1992年までに1400億円が投じられた。

成果としては廃熱利用技術システム、電磁流体発電、ガスタービンの改良、汎用スターリングエンジン、燃料電池技術の開発、ヒートポンプの効率化などがあげられる。
1993年からはムーンライト計画(地球環境技術開発計画)と地球環境技術開発計画を統合したニューサンシャイン計画が行われ、環境保全、経済成長、エネルギー需給安定対策のための新エネルギー、省エネルギー技術、環境対策技術推進が計画された。


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神鋼環境が光を用いない高増殖速度のミドリムシ量産技術を確立
株式会社ユーグレナは光のエネルギーを利用してミドリムシ(学名ユーグレナ)を培養し、それを食品や化粧品への応用を模索しているところである。さらに、ミドリムシより取り出した油をジェット燃料へと利用する研究も進めている。このあたり状況は以前のブログに記した。 ...続きを見る
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2014/09/10 06:01

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