アルケミストは考えた

アクセスカウンタ

zoom RSS 女性の力は成長の礎 女性が活躍している国は出生率も高い

<<   作成日時 : 2014/07/01 19:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

タイトルは日本経済新聞(6月29日)の見出しである。そして、記事は続く。

まだ眠っている女性の力を引き出し、経済成長につなげようと、世界の先進国がしのぎを削っている。そこには出生率の低迷という共通の課題も横たわる。だが、女性の活躍ぶりやそれを支える環境で、日本はどこを取っても世界に大きく遅れをとっている。

付図として、@要職への登用は欧米に遠く及ばない、A男性が家事をしないから、働けない?、B年齢階級別に見た女性労働力率(M字カーブ)、C働けど、働けど非効率、D労働時間の長さと生産性は比例しない。そして第6図がこの図である。

画像




さて、女性が男性並みに働くようになる条件は、まずは上の@、Aに関する社会的認識の変化が重要となる。それがクリアできればBが解決していく。その時に、はたしてCとDは解決するだろうか。

国が豊かであれば、そんなに働かなくてもある程度の収入が確保できる。多くの国民が富を分配するシステムの話である。国が貧しく、今日食べていくのにも困るようであれば、労働時間を伸ばして少しでも多くの収入を得ようとする。時間給は労働時間が長くなるにつれてロングテールとなり、少なくなっていく。現状のCとDはこれを象徴しているように私には思える。

Cの効率・非効率は何をもって測るのだろうか? もし、時間あたりの付加価値について議論しているのであれば、日本は付加価値が得られる産業構造になっていないということである。小さなパイを多くの国民でとりあい、その結果、Dの労働時間が長くなる。場合によっては、主人だけの稼ぎだけでは家計が維持できず、妻もパートで働くということになる。この時、子供はどうするのか。産むにしても預けるにしても日本は環境が整っていない。

30〜40歳でのM字カーブの凹みをなくし、女性の労働参加率をさらに高めようというのが、日本経済新聞記事の趣旨であると思うのだが、この年齢での就業率は低いといっても70%弱はある。これをどうしたいというのか?

記事は「高付加価値経済への転換」や「子育て支援策の充実」には触れていない。高付加価値経済への変換によりパイを大きくし、得られた財源で子育て支援策を打っていくことが必要である。女性が社会参加すればこのことが実現すると本記事は暗にほのめかしているのか? 卵が先か鶏が先かの議論であるが、女性が社会参加することにより日本経済が、世界の中で存在感を示していけるようになるならば大歓迎である。そうなって欲しい。

ここで、図6(上図)の「女性が活躍している国は出生率も高い傾向にある」は私には??である。まず、世界に多くの国があるが、ここには特定の国だけが選び出されているような気がする。また、この図より「正の相関がある」などと言うことはできない。

この図に基づいて議論する限り、「女性が活躍している国は出生率も高い傾向にある」が正しいとすると、「出生率が高い国は女性が活躍している傾向にある」ということにもなる。しかし、横軸から縦軸を見ていくと、どうにもそのようには見えてこない。

合計特殊出生率と女性の就業率は、この図からも、本来は相関性の低いもの、切り離して考えるべきものではないだろうか。


はっきりさせておくべきことは、@生活のために働くのか、A自己実現のために働くのか、B社会参加のために働くのか、ということである。男性も同じであるが、はっきりとした目標をもって就業すれば、その結果として労働の効率も上がり、日本の社会も豊かになっていくものと信じる。女性の労働参加率が高くなるか低くなるかは、個々人や個々の家庭の考え方であり、あくまでも結果論である。



付録

茅の輪(Wikipedia)

大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という[1]。6月の大祓は夏越神事、六月祓とも呼んでいる。




兵庫県高砂市曽根 曽根神社

画像





          ブログ一覧に戻る        ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
女性の力は成長の礎 女性が活躍している国は出生率も高い アルケミストは考えた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる