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zoom RSS 汚泥水を燃料とする微生物燃料電池で、発電と汚水浄化はバッチリ

<<   作成日時 : 2014/07/30 04:52   >>

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汚水中の有機物を微生物の力で分解して、その時に発生する電力を利用しようとする研究が精力的に行われている。7月29日の記事では、ジオバクターという微生物を使って有機物を分解するときに電気を起こし、その結果として汚水の浄化も行おうというものである。将来的には1日に1000m3の廃水を処理し、同時に10〜20kWの電力を得ることを目標としている。

汚水を浄化しながら電力が得られるという一石二鳥のシステムである。燃料となる汚水は当然のことながら食料と競合することはないし、風力発電や太陽光発電とは違って、発電量が天候に左右されることもない。

発電量自体は大きいとは言えないが、数が集まればそれなりの恩恵が得られるのではないだろうか。



日本経済新聞 7月29日

微生物で発電広がる 東大・積水化学など、汚水の有機物分解

 微生物が有機物を分解して電気を生み出す「微生物燃料電池」の開発が相次いでいる。東京大学や積水化学工業などは化学工場に装置を設置、工場廃水の処理にかかる電力を賄う実験を10月から始める。東京工業大学は微細な炭素材料のカーボンナノチューブを使って発電効率を高めることに成功した。下水などに豊富に含まれる有機物を燃料として使えるため、新しい再生可能エネルギーとして実用化を急ぐ。

 東大や積水化学の実験には…

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NEDO 2013年5月29日

微生物燃料電池の廃水処理性能向上、実用レベルに

NEDOの基盤技術開発プロジェクトに取り組んでいる、渡邉一哉東京薬科大学教授らのグループは、微生物を利用した創電型の廃水処理に適した微生物燃料電池装置を開発、実験室サイズの装置(容積約1リットル)を用いた模擬廃水処理実験により、従来方式の廃水処理法である活性汚泥法と同等の処理速度を確認しました。この実験結果は、微生物燃料電池の廃水処理性能が実用レベルに達したことを示すものです。
 本事業の成果により、汚濁廃水中の有機物から電気エネルギーが回収されるだけでなく、活性汚泥法よりも少ないエネルギーでの処理が可能となることから、まったく新しい創電型の廃水処理に繋がることが期待されます。



日経産業新聞 2011年1月21日

発電に微生物の力 燃料電池が実用レベルうかがう

 水素と酸素から電気を作り出す燃料電池。原理はこれと似ているが、反応に微生物の力を借りて電気を作り出す研究が進んでいる。名付けて「微生物燃料電池」。従来型の燃料電池と比べて効率は劣るものの、微生物による廃棄物の分解など「合わせ技」で新たな可能性を開こうとしている。

 微生物燃料電池の要となる微生物は「電流生成菌」と呼ばれる細菌だ。有機物をエサにして分解してエネルギーを得ているが、その過程で電子を外部に放出する性質を持っている。同グループはシュワネラ菌と呼ばれる種類などを使っている。

 これを有機物とともに水を満たした反応層に入れておく。微生物が有機物を分解し、放出した電子を電極(負極)に渡すことで電流が流れる仕組みだ。微生物のエサとなる有機物を与え続ければいつまでも電気を発生し続ける。



太陽光発電を越える微生物燃料電池の実用化

@「ヘドロを燃料とした微生物燃料用電池の開発」とA「ヘドロ浄化技術の商品化(ヘドロを効率的にかつ,容易に浄化する)」

本技術に関する知的財産権
発明の名称:微生物燃料電池及び微生物発電方法
出願番号:特願2011-276150   公開番号2013-084541
出願人:広島大学 発明者:日比野忠史



解説

バイオ燃料電池−有機性廃棄物・廃水を電力資源化する(2009年)

本総説では、まず初めにバイオ燃料電池がどのように有機物であるバイオマス燃料を電力変換するのか、生物系でない研究者にも受け入れていただけるよう説いた。次いで、有機性廃水に適用した場合の優位性に触れた。


今日の話題

微生物燃料電池の可能性(2012年)


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