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zoom RSS 「すき家」を展開するゼンショーHDの第1四半期は大赤字を記録する

<<   作成日時 : 2014/08/12 05:25   >>

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ゼンショーが第1四半期に赤字に転落した。吉野家HDとマツヤ・フーズは黒字転換した。

社名のゼンショーは、以下の語呂に由来する(Wikipedia)。
「全勝」:創業時からの目標である「フード業世界一」になるためには、「14勝1敗」では駄目で「15戦15勝」
     つまり「全勝」でなくてはならない。
「善商」:善なる商売を行う。
「禅商」:日本発信であることから、禅の心で商売を行う。

本第1四半期は残念ながら「全勝」とはならず、「一人負け」に終わった。
この「一人負け」の原因としては、下にも触れられているように、従業員が集まらずに営業時間の短縮を余儀なくされたことや、原材料費の高騰が利益を圧迫したことである。

この結果を見てから評論することは、後出しジャンケンのようで気が引けるが、売上を上げるために売価を落とし、そのために利益が圧迫されたのでは、本末転倒である。企業は適正利潤を上げてこそ社会的存在意義がある。結論的には、経営方針の誤りである。

さらに、「全勝」するために規模の経済を目指しているが、下表の売上高から見ても適正規模をはるかに超えて大きくなりすぎたのではないだろうか。売上もさることながら、利益にも目を向け、筋肉体質の企業としていくことが求められる。不採算部門の見直しが必要となってくる。

「すき家」(ゼンショー)はブラック企業に認定されたようだ。働いてくれる人が集まってくる企業に生まれ変わる必要があるが、これには時間を要する。「深夜1人勤務解消」を打ち出しているが、これはコスト上昇につながる。従って、利益構造と雇用環境の両者を調和させながら、改革を図っていく必要があり、これは一朝一夕に進むものではない。ドラスティックにメスを入れていく必要がある。働きやすく働きがいのある職場の実現は、もう少し先の話か。



ブラック企業認定?「すき家」への不買運動の可能性(ダイヤモンド・オンライン、8月5日)
「すき家」ゼンショー、深夜1人勤務解消の方針(YomiuriOnline、7月31日)
すき家、驚愕の超社員管理体制 細かいすべての動きを秒単位で規定、間違うと叱責(サイゾー、8月12日)

東京商工リサーチ、人手不足による倒産の集計を発表(マイナビニュース、8月11日)
ゼンショー、吉野家、マクドナルドを分析する(東洋経済、7月30日)



日本経済新聞 8月9日

増税後の価格戦略
  吉野家HD    牛丼並盛りを20円値上げ
  ゼンショーHD  牛丼並盛りを10円値下げ
  松屋フーズ   牛丼並盛りを10円値上げ
   
ゼンショーが赤字となった原因
  人手不足による営業時間の短縮や閉店など
  牛肉の調達価格が高止まりし、利益を圧迫

画像




平成27年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

1.当四半期の連結業績等に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
外食産業におきましては、食材価格及びエネルギーコストが上昇していることに加え、景気浮揚による労働需給バランスの悪化が懸念されるなど、引き続き厳しい経営環境となっております。
このような状況の中、「すき家」をはじめとする牛丼カテゴリーの既存店売上高前年比は104.2%、「ココス」、
「ジョリーパスタ」をはじめとするレストランカテゴリーの既存店売上高前年比は101.0%、「はま寿司」をはじめ
とするファストフードカテゴリーの既存店売上高前年比は102.3%となりました。収益面につきましては、牛丼チェ
ーン「すき家」における一時的な営業休止の影響に加え、牛肉価格をはじめとする食材価格および電気料金の上昇等により、前年対比減益となっております。
当第1四半期連結会計期間末の店舗数につきましては、61店舗出店、9店舗退店等により、4,844店舗となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,201億45百万円(前年同期比9.9%増)、営業損失9億23百万円(前年同期は営業利益16億19百万円)、経常損失12億32百万円(前年同期は経常利益17億20百万円)、四半期純損失23億31百万円(前年同期は四半期純利益66百万円)となりました。
セグメント別の概況につきましては、以下の通りであります。

@外食事業
(牛丼カテゴリー)
牛丼カテゴリーの当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、25店舗出店、6店舗退店した結果、2,569店舗となりました。内訳は、「すき家」1,995店舗、「なか卯」479店舗(FC19店舗含む)等であります。
株式会社ゼンショーが経営する牛丼チェーンの「すき家」では、5月にはシーズナル商品である「うな丼」(並盛
740円+税)や「うな牛」(並盛830円+税)を投入し商品力の強化を行うとともに、お客様に安全で美味しい商品を安心して召し上がっていただくために、品質管理の強化に努めてまいりました。
なお、「すき家」の店舗運営につきましては、2014年6月2日付で全国7つの地域会社を設立し、地域密着型の運営体制に移行いたしました。これにより、社員、クルーの働きやすい環境を整え、店舗サービス水準の向上および店舗運営の安定化を図ってまいります。
株式会社なか卯が経営する丼ぶり・京風うどんの「なか卯」につきましては、新商品・季節限定商品の投入や既存商品のブラッシュアップによる商品力の強化と店舗販促の実施により、業績の向上に努めてまいりました。
以上の結果、牛丼カテゴリーの当第1四半期連結累計期間の売上高は、418億71百万円(前年同期比3.9%減)となりました。

(レストランカテゴリー)     転記略
(ファストフードカテゴリー)   転記略
(その他カテゴリー)       転記略

A小売事業            転記略



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