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zoom RSS 論文査読時に起こる問題、査読できる人がいない、査読論文内容の漏えい等

<<   作成日時 : 2014/08/29 21:51   >>

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査読にまつわる嘘のような本当の話 超エライ先生の論文の査読は誰がする? 査読はカンニングペーパーか?

エジプトのピラミッド発掘で有名な吉村作治教授は、考古学では博士号を取れなかった。その理由として、吉村教授の業績を評価できる研究者がいなかったからとも言われている。結局、吉村教授は(ピラミッドの)地底探査レーダーの開発により工学博士号を取得した。今回紹介している査読により投稿論文が審査され、権威ある論文に受理されたならば 吉村教授はディプロマミルにより考古学博士号を購入しなくとも、日本の権威ある大学から同博士号を贈られたことと思う。吉村教授が偉大すぎたということになるのだろう。

吉村作治氏の著作論文


Wikipediaによると
吉村作治(1943年2月1日 - )は日本の考古学者。 早稲田大学人間科学部教授、国際教養学部教授、サイバー大学学長(任期満了に伴う退任。2011年4月1日付で本学客員教授に就任)を経て、早稲田大学名誉教授、工学博士。

1969年、早稲田大学第一文学部卒業。元アラブゲリラ隊員。1999年早稲田大学理工学部で博士 (工学)号取得。それ以前に、ディプロマミルと疑われるパシフィック・ウエスタン大学より考古学博士号を本人曰く「ジョークとして」購入・取得したことがある。

長女はエジプトで活躍する女優の吉村佳南(よしむら かなん)。

日本におけるエジプト考古学の第一人者で、衛星写真分析などのハイテクを導入した調査方法で遺跡を発掘する手法が評価されている。




査読にはその限界がある。下のWikipediaに示した通りである。また、このWikipediaに示されている以外の問題点を下に示した書籍中に見出したので、転載させていただいた。嘘のような本当の話であるが、私はこの話が事実であると信じられる。

レベルの高い雑誌に投稿した場合、その学問分野で最高の権威が査読を行うことになる可能性が出てくる。複数の研究者が、その分野での新発見競争を繰り広げている場合、査読論文は競争相手の研究者に渡され、往々にこの転載記事のようなことが起こる可能性がある。ここに示されたのは、その氷山の一角であろう。

査読はいろいろな問題があると言われながらも、査読のない雑誌ではその権威を保つことはできない。これからも、この査読というシステムは不正を防ぐ方法を進化させながら、その存在意義を深めていくものと思う。




Wikipediaよりの引用

査読とは、研究者仲間や同分野の専門家による評価や検証のことである。研究者が学術雑誌に投稿した論文が掲載される前に行われる。研究助成団体に研究費を申請する際のそれも指すことがある。 審査(しんさ、refereeing)とも呼ばれることがある。


科学における不正行為と査読の限界

査読は、科学者の手による研究の捏造や盗用などの科学における不正行為を見つけるような仕組みにはなっていない。どのくらいの不正が発見されているかは明らかにされていない。学術雑誌における査読では、科学による不正行為を発見しきれないのは、論文が正直に書かれていることを前提として査読が行われているからだ、とも言われる。

また、通常の場合査読者は論文の元になった全てのデータにアクセスできるわけではないから、ある部分については信用したうえで査読を行なわざるを得ないので、結局発見できないのだとも言われる。査読を通過したものの、後に他の研究者によって科学における不正行為や間違いであったことが発見された事例が多数ある。


査読の限界の事例

イラクからヨルダンを経てアメリカに留学していた医師エリアス・アルサブディ(Elias Alsabti)は、テンプル大学やジェファーソン医科大学・ボストン大学などを転々とする中で、無名の学術雑誌に掲載されていた論文をそっくりそのまま盗用して他の無名の学術雑誌に投稿するという手段を繰り返した。こうして投稿した論文のうち60数編が実際に掲載され、そのことはアルサブディの業績に箔をつけることになった。

2000年前後にかけて、米国のベル研究所を舞台に大掛かりな不正行為が行われた。ドイツ人の若手研究者であったヘンドリック・シェーンによる有機物超伝導体に関する論文は、通常の査読を経て、最高ランクの雑誌であるネイチャーやサイエンスに合計16本が掲載された。しかし、論文の結果が他のグループではまったく再現できないことなどから疑惑がもちあがり、最終的には実験結果のグラフの捏造が判明して全ての論文が撤回された。

黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授が、査読を経てサイエンス誌に2004年および2005年に相次いで発表された、ヒトES細胞に関する論文は、後にまったくの捏造であったことが判明した。この不正は査読によってではなく、ファンの研究チームの元研究員による内部告発および電子掲示板での若手生物学者たちによる検証により発覚した。




下記書籍からの引用
 1989年3月「フィジカル・レビュー・レターズ」の紙面を、高温超伝導の画期的な論文が飾った。実験を行なったのは、ヒューストン大学のポール・チュー博士である。この論文の草稿を提出したとき、チュー博士は、この新規な超伝導材料の組成中の元素記号Y(イットリウム)を、自分の発明を守るために、わざとYb(イッテルビウム)に書き間違えておいたという。そしてチュー博士は、校正の段階になってから、元素記号を正しいものに訂正した。ところがなんと、論文の査読段階から、チュー博士のもとには、他の研究者から、Yb(イッテルビウム)化合物は超伝導は生じないという電話が実際にかかってきた。つまり、チュー博士の原稿の内容が、なんらかのかたちで漏れていたということである。
 こうした明らかに緊迫した状況にあって、チュー博士の査読過程に対する疑念は、正当だったということだろう。


書籍
科学者として生き残る方法
大学院生・若手研究者必携

査読に関する部分

査読の仕組み
 公開された委員会での、非公開審理による審査
 非公開での査読:雑誌の査読や研究助成団体の審査
 非公開の査読での職権乱用
自分の研究を人に知ってもらおう
 査読付き学術雑誌:特に重要なケース
査読のある発表



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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
この種の問題に関してはここが参考になると思います。

http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_2064.html?showComment=1406260058811#c8569958798416393653
匿名
2014/09/24 08:52
匿名様

ありがとうございます。
「小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑」を確認いたしまhした。
畑啓之
2014/09/25 05:48
ブログ持ち主の専門分野が関係していると思いますが、生命科学分野の疑惑が目立つのは何故でしょうか?
匿名
2014/09/25 08:06
いわゆる化学実験や物理の実験は論文に書いてあるとおりに実施すればそれなりの結果が得られます。再現性が良いということです。

それに対して、生物学の実験は、それが短いDNAしか持たない微生物であっても、違った結果が得られることがあります。非常に微量しか生じない生成物の量を多くするために、遺伝子を変異させていくこともあります。

また、微生物はそのままでは生かし続けることができませんので、6ヶ月ごとくらいに新しい培地(栄養を持った寒天)に移し替えていきます。DNAが変化(変異)しないというのが大前提となりますが、やはり少しずつDNAが変化する結果、同じ名前の微生物株を使用しても同じ結果が得られるとは限りません。

マウスなどの動物においてはDNAも長く、多くの変異箇所があると考えられます。さらに、研究機関では実験のためにその実験機関独自のマウスもつくります。追試のために似たようなマウスを使っただけでは再現性が得られなくても不思議ではない、ということでしょう。従って、どこそこ大学のどのマウスを使うと・・・、というふうに、実際に使用した同じ系統のマウスを提供してもらう必要性が生じるのだと考えられます。
畑啓之
2014/09/25 22:38
なるほど。 論文査読の前に実験前と実験後の遺伝子解析結果が載っていない論文は「トンデモ研究かもしれない」と疑って読むべきということですね。
匿名
2014/09/26 08:48

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