小さな市場であってもその分野で一番であるということは、競走をしていく上で非常に有利である。日本経済新聞(2003年1月14日)に「小さなナンバーワン企業、世界市場に挑む」という記事がある。そこでは小さいながらも特徴のある技術や製品を持った37社が紹介されている。 37社のうち、エスアイアイ・マイクロパーツは親会社のセイコーインスツルに吸収されているが、それ以外の会社は業容を変えることなく健在である。 売上高については、ホームページ上に記していない会社も多い。わかったものだけを記載すると次のとおりである。左側が2003年、右側が現在で、単位は億円である。 東和電機製作所 13 → 40 岡本硝子 44 → 58 テイエルブイ 53 → 70 三笠産業 65 → 114 ヒロボー 28 → 28 いうら 13 → 17 いずれの会社も成長している。 小さくても、属する分野ではナンバーワン。持てる技術とノウハウ、そこに資源を集中してさらに強みを増す。理想的な姿であり、そういう企業が強いということをここに示した37社が証明している。 タイコーデバイス (2003年)自動車部品のリレー 品質勝負、世界シェア15%から25%を狙う 売上高40億円 → (2014年)自動車電装用リレーの設計〜独自の自動化設備による製造、さらには販売までグループ内で 一貫体制を整備。年間約1.5億個を生産し、国内シェア42%、世界 シェア13%。 白鳳堂 (2003年)職人技で高級品の地位確立 売上高6億円、内8割が化粧筆 → (2014年)化粧筆は健在、売上高の記載なし 大英技研 (2003年)中華惣菜製造機、「生春巻きの皮」参入 春巻き製造機のシェアは100%、シュウマイや ワンタン製造機のしゃえは90% 売上高の記載なし → (2014年)事業は健在、売上高の記載なし 日本経済新聞 2003年1月14日 ブログ一覧に戻る ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る |
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売上高については、ホームページ上に記していない会社も多い。わかったものだけを記載すると次のとおりである。右側が2003年、左側が現在で、単位は億円である。 |
匿名 2014/10/19 11:16 |
匿名様 |
畑啓之 2014/10/19 16:53 |
中村さんは韓国企業とも関係があるのですね。 |
匿名 2014/10/22 11:19 |
匿名様 |
畑啓之 2014/10/22 20:34 |
そうですね。 ノーベル賞を貰えば何でも言えますね。 |
匿名 2014/10/23 08:26 |
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