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zoom RSS 東大、マンガを用いたeラーニングで働く人のうつ病を減らすことに成功

<<   作成日時 : 2015/01/19 20:28   >>

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このタイトルには、まず「東大」という権威付があります。次いで「マンガを用いたe−ラーニング」と続き、「東大」と「マンガ」という、遠い関係にありそうなものを近くに並べて意外性を出しています。その結果が驚異的で、うつ病にかかる人を1/5に減らしたと言っています。

記事を読むと、ほぼ同じ条件を持った試験群(介入群)と対照群の2つに対してこのe−ラーニングを施しますが、試験群には全6回のe−ラーニングのレポートを出すように、各回が終わるたびに働きかけています。これに対し、対照群ではe−ラーニングは受けますが、その後は事務局から特にアクションをとることなく、ほっておく状態となっています。

レポートを出すためには、それなりの復習をしなければなりませんし、場合によってはそのレポートを完成度の高いものとするために、e−ラーニングを受けた仲間と一緒に考えなければならない場合も出てくるでしょう。さらに、レポートの提出が遅れている場合には、事務局からアクションがあります。試験群においては、e−ラーニングという教材を介して共通の話題を持った場が形成され、人と人とのコミュニケーションが図られるシステムが確立されています。

これに対して、対照群では先にも触れましたように、アフターフォローをしないわけですから、人間関係は発生しません。

うつ病発症率が低下した真の原因は、「マンガを用いるe−ラーニング」が主たるものか、それとも人と人とのコミュニケーション形成がその理由なのか、という点が今の私には不明です。

論文を取り寄せて読み下していけばその理由はもう少し明瞭になってくるとは思います。本ブログでは私が感じたことを書くに留めました。



マイナビ・ニュース 1月14日

東大、マンガを用いたeラーニングで働く人のうつ病を減らすことに成功

東京大学は1月13日、マンガを使ったeラーニングによる認知行動療法によって働く人のうつ病を5分の1に減らすことに成功したと発表した。

認知行動療法とは、人の認知に働きかけることで気分や症状を改善する心理療法で、1対1の対面や集団に対して実施することで、うつ病のリスクが30%程度減少することが報告されている。一方、コストの面で多数の従業員に広く提供することが困難となっている。

同研究グループは今回、認知行動療法をより安価に多数の従業員に提供するために、インターネット認知行動療法(iCBT)eラーニングプログラムを独自に開発し、同プログラムのうつ病の予防効果を検証した。

画像




東京大学 1月13日

マンガを使った認知行動療法e ラーニングにより働く人のうつ病を1/5 に減らすことに成功

【研究内容】具体的な記載あり

iCBTプログラムは認知行動療法に基づくストレス対処の方法をマンガで提供するものです。全6回で、毎週1回の講義と宿題で構成され、学習は宿題も含めて1回30分程度です。

未学習者には週1回学習を促すメールを送信しました。宿題提出は任意とし、提出した者には専門スタッフ(臨床心理士)からコメントを返しました。

対照群にも同様のiCBTプログラムを提供しましたが、未学習であることを通知するメールは送信せず、講義の視聴と宿題提出をともに任意としました。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
e-ラーニングにアクセスしなければならないのでうつ病の程度によってはアクセスすることすらゆううつに感じてしまいます。

何度もアクセスしてその都度レポートを書くほどの気力があれば既にうつ病ではないのでしょう。
匿名
2015/01/20 08:23

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