アルケミストは考えた

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zoom RSS 数学は論理的思考と根性を育てることに役立つと思うのだが・・・・

<<   作成日時 : 2015/02/14 22:32   >>

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高校までの数学の世界は、過去に積み上げられた完成された事実を学習し、その応用力を養うことが目的であったと理解している。数学は、いわゆる物的実態のない世界の中に踏み込んでいくわけであるから、ある程度の抽象的な思考能力も必要であるし、発想の転換により表から見ていたものを裏から眺める必要も生じてくる。

確かに高校までの数学は「公式さえ覚えればよい」との先生が多かったようにも思う。だが、その公式に至った考え方と手続きを理解しておくことが数学においてはもっとも大切なことではなかったかと今でも思っている。「なるほど」は理解力と同時に感動でもある。そんな数学の世界が受験の道具と化したところに、数学の持つ本来の意味や可能性が欠落しかかっているのかもしれない。

数学という教科は、どこかで遅れが出始めると、その先がついていけないといわれている。こういわれると、数学は積み重ねの学問であり、確かに積み重ねは重要であることは否定できない。しかし、そのもうひとつ前の段階に、数学の理屈、いわゆる論理を理解しようとする気持ちがあるかということがあると思う。理解することと数学の試験でよい点を取ることは相関関係はあるが、高校時代にそうではなかった例を数多く多く知っている。

理系にしても、文系にしても、数学だけに限らず、その学問の成り立ちや必然、あるいは道理などを時間をかけて確実に理解する勉学の姿勢が、結局は将来に役立つ教育につながることになると感じている。私は数学者ではないが、私が数学者に持っているイメージは、そのしつこさと粘り強させある。一つの問題を非常に長時間考え、答えを導き出そうとするその執念には見習うべきところがある。

この執念と粘り強さということに関していうと、最近の大学の卒業者・修了者のラベルとレベルが乖離している例が多々見られることは憂慮すべきことである。執念と粘り、これがあれば問題を裏から見る能力も自ずと身に付いてくるのではないだろうか。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
例えは悪いが、
難関大受験生は答えに至る過程を考える。
容易大受験生は答えだけを覚えようとする。

生徒に教える側もこの二つを使い分ける。
匿名
2015/02/15 13:49
匿名様

数学の授業開始時の、公式をおぼえているかどうかの豆テスト。いまだに悪い思い出です。受験時の数学には公式は前面には出てきませんし、試験時間も長いので助かりました。はるか昔のことですが、得意科目のはずの数学が「苦痛」となる一瞬でした。

畑啓之
2015/02/16 21:30

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