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zoom RSS 「便利」は人の外面を満たし、「不便」は人の内面を磨く、か?

<<   作成日時 : 2015/02/21 21:22   >>

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便利になればと、効率性と住環境をひたすら追求してきた人類であるが、その一部の人たちは行き着くところまで行きつくと、逆に生きている意味を探し求めることになる。すべてが満たされた時、人は一体どうなってしまうのか?

「天国へ行きたいか」「地獄へ行きたいか」との質問に、天国の平穏な生活は私には向かないから「地獄を希望」と誰かがどこかに書いていた。人間の本質は常に新しいものを求め、そのなかで微力ながらも努力することに生きている意味を見出すことであるのかもしれない。天国の恵まれた生活は最初の数日は良いかもしれないがそれが一生(これは無限時間)続くとなると確かに考え物だ。天国に住み、一年に一度、一週間の地獄ツアーというのがあれば話は別かもしれないが。

すべてが幸せになると人はすることがなくなり、顔からは力が失われ、考えることをしなくなる。お年寄りには何か仕事をさせたほうがよい。その成果をほめてあげれば張合いも出る。まるで小学生に勉強を教えているのと勘違いするような話であるが、なにかに努力することが人間の喜びとなる。

生きることに汲々していたころのぼけ老人の数はいかほどであったのか? 厚生労働省の統計では近い将来にものすごい数のぼけ老人が生み出されるとのことである。いまは、ぼけの程度を確認する方法の一つとして「100から7を続けて引いて行ってください」というのがあるが、その手前のぼけが疑われ始めた時点で「素数を2から順に言っていってください」というのは効果的かもしれない。「2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31、37、・・・」 23くらいまで言えれば合格か。

「不便益システム研究所」なるものは時代の要請するところだろう。不便益の効用を考えることで人類の内面に恩恵をもたらすことに期待する。



産経West 2014年12月3日

「素数ものさし」大ヒット 「“不便”の良さ」研究する科学者集団の狙い

「不便のいいところを研究する」とのテーマを掲げる科学者たちが開発した「素数ものさし」が大ヒット。あえて“不便”に着目するのはなぜなのか。

 「不便のいいところを研究する」とのテーマを掲げる科学者たちがいる。京都大の川上浩司教授が代表を務める「不便益システム研究所」。これまで便利さの追求一辺倒だった発想を見直し、さまざまな観点から新しい人間社会のあり方を提案することを目指すグループだ。?不便?についてきちんと考察した上で理論化し、システム設計などに生かそうというれっきとした科学研究だが、あえて?不便?に着目するのはなぜなのか。

効率重視の時代は終わった

素数ものさし、わずか数日で…ツイッターでも話題

 これまでの最大のヒット作は、研究所オリジナルの不便益グッズとして開発した「素数ものさし」だ。

 その名の通り2、3、5、7…といった素数(1とその数でしか割り切れない自然数)の目盛りしかないものさし。昨年3月から京都大キャンパスの生協などで販売したところ、使いにくさが逆に受けて一時売り切れになるほど人気を博した。

 一昨年9月に開催されたワークショップで大学院生が出したアイデアをもとにして、研究所のメンバーがデザイン。当初、売り出した千本はわずか数日でほぼ完売し、しばらく品薄の状態が続いたという。素数ものさしの利点について、川上教授は「あえて不便なものを使うことで得られる楽しさがある」と説明する。

 例えば、4センチを測るためには7センチと3センチの目盛りを使うといった工夫が必要だ。インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」などでは、「これ面白い」「頭の体操になりそう」「使い道はないが、ほしい」と話題になった。



素数ものさし(東北大学・織田研究室)

画像


京都大学での研究集会に参加したついでに,京都大学生協でのみ販売されている「素数ものさし」を買ってきました.

値段は消費税込みで 577 円(内税 27 円)ですが,この 577 は素数です.狙ったものか分かりませんが,577 は更に次の形で三平方の定理を満たすピタゴラス数でもあります:

577 2 =48 2 +575 2

まず,この「素数ものさし」の人気についてですが,春に販売されてからネットを中心にうわさが広まり,購入希望者が非常に多いそうです.手作り製品なので供給が間に合わず,金曜日のみの限定販売となり,金曜の生協開店時刻には毎週各店舗に長蛇の列ができているそうです.



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コメント(4件)

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「標準数もの指し」もイケルかも?

今は無い計算尺も案外便利だ。
匿名
2015/02/22 09:15
地球独楽が造られなくなるそうです。

「地球ゴマ」歴史に幕…60〜70年代に流行
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150222-OYT1T50004.html?from=ytop_main3
匿名
2015/02/22 09:20
匿名様

地球ゴマはWikipediaの項目にありますが、他言語へのリンクはなられていません。海外には「地球ゴマ」は知られていない可能性があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%82%B4%E3%83%9E

独楽(こま)Wikipediaは多くの言葉につながっていますが、「地球ゴマ」に関する記載はないようです。

地球ゴマの英訳をさがしても、強いて訳せばgyroscopeらしく、他に英語訳は見当たりません。当然のことながらgyroscopeを日本語に訳すとジャイロまたはジャイロスコープです。

日本の誇る地球ゴマ。なくなるとはもったいないですね。外国人相手に土産として売り出す手はあると思いますが。
畑啓之
2015/02/22 12:24
地球独楽は今はやりの中小企業の独楽回しよりも科学的だと思うけどなあ〜。
匿名
2015/02/22 17:14

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