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zoom RSS 地震予知に井戸水の水位変化を利用しようとするのは回顧主義?

<<   作成日時 : 2015/03/19 19:44   >>

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記事を引用させていただいて、そのうえ疑義を呈するのは非常に心苦しいのだが・・・・

地震予知は非常に難しい。最近ではGPSを使って地形のひずみを大規模に測定することにより、地震を予知しようという試みまでなされている。

記憶だけで申し訳ないが、確か東日本大震災の直後に日本地震学会は「私たちには予測などはできません」とさじを投げたと記憶している。

地震予知の歴史をひも解けば、まずは「ナマズが暴れる」、そして次は「井戸水の水位が変化する」、そして・・・・と非常に多くの方法がこれまでに考案され、またその理論?に基づき観察もされてきた。

「井戸水の水位変化」は地震予知の歴史の中でも非常に初期に試みられたものであると思うのだが、それがまたなぜ今頃にリバイバルしてくるのか?他に打つ手がなくなったのか?この記事を読んで、私にはこの記事の真意がわからなくなった。

記事の内容も、悪く言えば「そういえば確かにそのようなことがあった」という記憶である。井戸水の水位などは梅雨時には高くまで上がってくるし、冬の渇水期にははるかに下まで下がるものである。その生き物のような井戸水の水位を地震予知に使おうとすると、綿密な観察と統計学を組み入れた情報整理が必要となる。

この記事を読むと日本地震学会はどのように感じるのだろうか。はるかに後退したと感じるのか?、それとも打つ手なしでこの話にわずかな光明を感じ取るのか?

地震、雷、火事、おやじ。後の3つの被害から逃れるすべはあるが、地震だけは待ったなし、ところ嫌わずである。敵は強力にして人知が及ばぬ悪知恵が働く。



毎日新聞 3月19日

地震:地下水水位や温度で予測 東日本大震災でも兆候か

 大地震の前に異変をとらえ、備えることが被害の軽減につながる。こうした中、行政や民間が所有・管理している井戸の地下水データなどが、異変に気づくセンサーになりうるとして、専門家が活用を呼びかけている。

 ◇温度上昇や濁り発生

 一方、過去の文献によると、中国・唐山地震(マグニチュード=M=7.5、1976年)やキルギス・プルジェバリスク地震(M6.7、70年)では、震源にほど近い井戸水で、水位や温度の上昇、濁りが発生前に確認されている。

 日本でも南海地震(M8.1、46年)の発生する1週間前から前日までに紀伊半島と四国地方で水位が低下したり、濁ったりしたとの報告が17件寄せられた。明治三陸地震(1896年、M8.5)と昭和三陸地震(1933年、M8.1)では多くの井戸水が濁ったという報告が多数寄せられていた。

 しかし、いずれも市民の目撃情報であり、どの程度の変化だったのかという数値がほとんどなく、地震との因果関係を検証できないのが実態だ。

 ◇東日本大震災前にも

 織原さんらは、東日本大震災(M9.0、2011年)でも何らかの異変があったのではないかと考え、東北地方の太平洋沿岸で井戸を所有する寺社や温泉施設などを訪ねた。

 その結果、岩手県大船渡市にある正源寺の住職は「地震発生の約1カ月前から水がくみ上げられなくなった」と語り、水位の低下をうかがわせた。近くの五葉温泉では07年10月から源泉の水位と水温の記録が残っているが、10年12月から発生直前までに水位が最大で16メートル、同時に水温も1〜2度低下していた。



2011年10月30日作成文書


GPS技術が地震予知を可能にする日 そのときは、衛星が全地球的に地震予知を行なうようになる

本日の日本経済新聞の記事からは、地震の予知できる可能性、またその的中率は大きいのではないかと私には感じられる。

3月11日の大地震でも、2〜3日前にその発生が予言できていたら、被害は幾分小さなものとなったのではないか? その一方で、地震学者が地震予知に関して自信をなくしている。

「『敗北』を認めた研究者たち。そこから地震学はどう変わるのか」 朝日新聞 10月27日
 シンポでは学者の自信喪失ぶりを示すように、様々な意見が出た。「これまで数百億のお金をかけて観測しても、何もわからない。それが我々の実力」「急にM9とかM10(がありうる)と言うと、行政の防災担当者は混乱してしまう」「電磁気など、ほかの学問と一緒に取り組む可能性はないのか」……。

阪神・淡路大震災は夜明け前に起こった。その時間帯といえば、新聞配達の人が各戸に新聞を配達している時間帯であり、その人たちによると地震と同時に空が明るくなったというのである。このことは新聞でも報道されず、嘘か本当かの真偽は残念ながら不明のままであるが、私の心の中に強く残っている。

最近ではあまり言われなくなったが、地震の前には一直線に伸びた地震雲(Wikipedia)が発生する。この発生の理由としては震源周辺から発生する電磁波が雲の生成に影響を与えると考えられているが、地震学会は地震雲の存在を認めていない。

地球の電磁気の乱れが地震の前触れであり、その乱れが新聞記事にもあるように科学的に観察されるならば、これを地震予知に使う研究がもっとなされても良いのでは。新聞記事によると測定はそんなに難しくないようである。少なくとも、動物が鳴いた、動物が逃げた、よりも確かなように思われる。

地震予知での大きな問題の一つは、地震が起こった後に、このようなデータが観測されていたので、私はどの地方が大きな地震に襲われると思っていた。その通りになった。後出しジャンケンをすることである。そこまで自信があるならば、データが観測された時点において、その観測の事実と、そこから考えれる地震の情報を公表すべきである。

ということで、電離層の異常が地震予知に役立つようになれば、地震被害は若干なりとも軽減されるのではないかと、その予知技術の一日も早い確立を願っている。


地震予知(Wikipedia)

実用化された地震予知(VAN法)
この電磁波を用いた地震予知で初めて実用化され、大きな成果を挙げているのがVAN法であり、複数の観測点で電磁波異常を包括的に計測し、実用上問題ない精度で発生規模・震源域・発生日時を予測することに成功している。具体的には概ね1ヶ月以内に発生する地震について、地震エネルギーもマグニチュード1前後の誤差で予知し、近隣住民に警戒を呼びかけることで被害の軽減につなげている。ただしVAN法は現時点ではギリシア固有の地質性状に特化した予知法であり、日本をはじめとする諸外国で採用するためには研究の発展が不可欠である。


宏観異常現象(Wikipedia)

2008年岩手・宮城内陸地震の直前に撮影された地震雲ではないかとされる雲
画像


日本経済新聞 2011年10月30日
画像




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
地震の起きる原因は幾つかあるので原因それぞれの予知方法が必要でしょうね。

最近テレビで(大きな)地震(のみ)を的中させた元大学教授の話が放送されました。
その人が誰だったか忘れました。
匿名
2015/03/19 20:07
これだ!

JESEA
http://www.jesea.co.jp/

村井俊治東京大学名誉教授
匿名
2015/03/19 20:13

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