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zoom RSS 社会はグライダー兼飛行機型人間を求めているというのだが、実際には・・・

<<   作成日時 : 2015/03/08 00:48   >>

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30年前から同じことが言われ続けながら、インプットーアウトプット型の教育傾向がますますひどくなってきていると感じられる。「思考の整理学」はそのことを改めて認識させられる書だ。

その内容とそこから感じ取ったことは、

学校ではグラーダーの飛ばし方を教える。
一方的に教えられたことをマスターし、それをアウトプットする。
記憶力よい生徒が優等生。
だがあくまでも受け身。

社会で求められるのは飛行機。
これは自らのエンジン(意志)で飛ぶ力を持っている。
この飛ぶ能力を手に入れるには?
そして、自力で飛ぶ人間が評価される社会となるには?

本には、グラーダー兼飛行機と記してある(兼が必要であるとの認識)。
日本ではグラーダーの免許も合わせて取得しなければ飛行機の操縦はできないということだろう。

3月5日のGoogleオープニング画面には、チキンラーメンの発明者であり、日清食品を興した安藤百福が紹介されていたが、1910年台湾生まれの人で「事業を拡大する一方、立命館大学専門学部経済科(夜間部)に学んだ。」とある。飛ぶ必要に迫られて操縦法を再度確認したということだ。

昨日のブログにも記したが、

ドラッカーも鋭い指摘をしている。

本人の努力を俟たず(またず)して、人を伸ばしてやろうとする企業があったら、それはとんでもない温情主義か、さもなければ、間抜けな考え方である。(ドラッカー「現代の経営」)


伸びる人とは。やはり飛行機でなければならないのではないか?



思考の整理学 外山滋比古(1986、ちくま文庫)

グライダー

学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。独力で知識を得るのではない。いわばグラーダーのようなものだ。飛行機人間は作らない。グラーダーの練習に、エンジンのついた飛行機などが混じっていては迷惑する。勝手に飛び上がったりするのは規律違反。優等生はグライダーとして優秀なのである。

一般に、学校教育を受けた期間が長ければ長いほど、自力飛行の能力は低下する。

だが、現実には、グライダー能力が圧倒的で、飛行機能力はまるでなし、という”優秀な”人間がたくさんいることもたしかで、しかも、そういう人も”翔べる”という評価を受けているのである。

目標がはっきりしているところではグライダー能力が高く評価されるけれども、新しい文化の創造には飛行機能力が不可欠である。それを学校教育はむしろ抑圧してきた。

いまの学校は、教える側が積極的でありすぎる。親切でありすぎる。何が何でも教えてしまおうとする。

この本では、グラーダー兼飛行機のような人間となるには、どういうことを心掛ければよいかを考えたい。



追加引用情報

http://www.mag2.com/p/news/8720

世界との差をどう埋めていくのか!?
『田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」』 Vol.153より一部抜粋

少なくなる人口により大きな借金を残す。そして減る人口に対して大学定員は増えているし、AO入試とかアホな方法で、その少なくなる貴重な人口をより世界で使えないアホにしていく。学力や語学力が足らない学生を世界に出しても他流試合もさせてもらえない。国を開いて世界から外国人を受け入れて協働していくどころか受け入れる前段階で排斥しそうだし。



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コメント(2件)

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飛行機ばかりでは組織は成り立たない野田。

グライダーが無ければエンジンの出番が無い野田。
匿名
2015/03/08 09:09
俗に言われている「組織を引っ張っているのは僅か二割の人間で残りの八割は追従しているだけ」がある。

ではその組織を引っ張っている二割ののいんげんを除いて残りの八割の人間だけではやはり二割の人間がしその組織を引っ張ることになる。

この事実は組織を引率するのは僅か二割の人間で十分だということで残りの八割は追従しなければ組織として成り立たないということだ。

そこで問題とされる八割の中のお荷物になる二割のダメ人間だけで組織を作ればやはり二割が組織を引っ張り八割が追従することになりその内の二割はダメの役立たずと決め付けられる。

組織と言うものは二割が決定権を握り残りの八割が追従しその内の二割がダメの役立たずでなければ成り立たないということな野田。

リーダーが必要ならばクズも同じくらい必要でありどっちつかずはもっと必要なのだ。

それが集団なのだ。

制度なのだ。

役立たずは立派に役に立っている野田。
匿名
2015/03/08 16:33

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