正露丸の大幸薬品が「ラッパのメロディー」を商標登録で企業防衛へ

昨年は類似商品の差し止め請求訴訟で敗訴した正露丸の大幸薬品が、商標の適用範囲拡充に伴い、正露丸の「ラッパのメロディー」を登録した。

いくら世の中がせちがらくなったとはいえ、このメロディーを同業他社が使用するとは思えないが、念には念をといったところだろう。


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大幸薬品、『正露丸』 のラッパのメロディ音を商標登録出願
―法改正による「音商標」登録、4 月1 日出願開始― 2014年4月1日

   ※ 詳細情報あり




日本経済新聞 3月31日

大幸薬品、ラッパのメロディーを商標登録出願
1日法改正で

 大幸薬品は31日、主力整腸剤「正露丸」のコマーシャルで使うラッパのメロディー音の商標登録を4月1日に出願すると発表した。「音」や「動き」の特徴ある表現を商標登録できる改正商標法が4月から施行されるのを機に、ブランドイメージの向上につなげる。

 「パッパラパッパー」で始まるラッパのメロディーは1951年のラジオCMが始まり。パッケージに描いたラッパのマークとともに正露丸の広告宣伝に使われてきた。香港では2004年に商標登録されており、日本は2番目。

 これまで日本では文字や図形、記号とそれらと組み合わせた色彩などしか商標出願できなかった。改正商標法では新たに「動き」「音」「ホログラム」「色彩」「位置」の登録が可能になる。同様の商標登録は米国や欧州で採用されている。

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The Huffington Post 2014年10月15日

「正露丸」訴訟、「ラッパのマーク」が決め手で大幸薬品が敗訴

ラッパのマークで知られる胃腸薬「セイロガン糖衣A」を販売する大幸薬品(大阪)が、キョクトウ(富山)の販売する「正露丸糖衣S」は類似商品だとして、パッケージの使用差し止めなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は、10月9日付で、大幸薬品の上告を退けた。「ラッパ」のマークがパッケージに使われていないことなどが決め手となったとされる。



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この記事へのコメント

2015年04月02日 19:15
匿名様

★ 高校の時に、わたしは木壁に塗る防腐剤だと思っていたのですから、・・・・

クレオソート油(Wikipedia)
コールタールを蒸留して得られる液体。石炭クレオソートあるいは工業用クレオソートともいう。芳香族化合物をはじめ200近い成分を含む混合物で、カーボンブラックの原料や木材の防腐剤として利用される。

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