夢の糖尿病薬は開発されるか 医学の世界は日進月歩

大阪大学の発見は、
高脂肪、高カロリーの食事 → 肥満 → 「S100A8」タンパク質が脂肪細胞で増加 → マクロファージの働き活発 → 炎症の発症 → 糖尿病

これより、
S100A8を抑える物質 → 糖尿病の症状を和らげることにも成功 → 糖尿病薬の開発に期待



2009年(平成21年)の東京大学博士論文

炎症の発症までは作業仮説として持っていた(下に示した論文抜粋の最後の2行)。




医学は日進月歩であると感じられます。



共同通信 4月7日

大阪大、肥満糖尿病の引き金発見 脂肪で炎症

 肥満による糖尿病の原因とされる脂肪細胞の炎症の引き金物質を大阪大のチームが発見し、6日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。予防に役立つ可能性がある。

 石井優教授(免疫学)によると、肥満になると脂肪細胞に免疫細胞のマクロファージなどが集まって慢性の軽い炎症が続き、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を招くと考えられている。

 チームは、マウスに高脂肪、高カロリーの食事を与え実験。8週で通常の2倍まで太り、糖尿病になった。

 生きたまま細胞を見る技術を使い観察すると、体重にまだ変化がない1週目に「S100A8」というタンパク質が脂肪細胞で増加。マクロファージの働きを活発にし、炎症の最初の引き金になっていることを突き止めた。

 S100A8を抑える物質をマウスに投与し、糖尿病の症状を和らげることにも成功。このタンパク質は人にもあり、糖尿病を防ぐ薬を開発したいとしている。



東京大学博士論文(平成21年)およびその審査結果


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この記事へのコメント

匿名
2015年04月08日 09:04
化学物質に因る機能には拮抗という作用が働いているのでそうは問屋が卸すわけにはいかのきんたまよ。
匿名
2015年04月08日 21:02
S100A8を抑える物質をマウスに投与し、糖尿病の症状を和らげることにも成功。このタンパク質は人にもあり、糖尿病を防ぐ薬を開発したいとしている。
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★ 糖尿病即ち内臓脂肪組織の炎症を抑えることは出来ても内臓脂肪を減らすことは出来ないということなので糖尿病を防ぐというのは嘘ではないにしても正しくない。

内臓の脂肪組織を分解する効果がある物質が即ち真の糖尿病予防なのだ。

内臓の脂肪組織を分解する最も簡単な方法は毎日身体を動かし運動して筋肉で糖代謝を促進することである。

このような研究?は世間ではとんでも(ない)研究と呼ぶ。

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