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zoom RSS 福島第1原発事故 旧経営陣3人強制起訴 「大津波の予測情報は私のところには来ていない!」

<<   作成日時 : 2016/02/29 20:35   >>

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本日のNHKテレビニュースで、掲題の発言がありました。下に示した赤字部分「土木学会の調査で津波の高さの想定値がこれまでより高まりそうだと経営陣に伝えた。」は重要な証言であると思います。

この大震災は、天災部分と人災部分で被害が大きくなりました。人災部分については、今回の裁判を通して事実が明らかになることを祈っています。時間がかかっても。

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毎日新聞 2月29日

福島第1原発事故 東電元会長ら強制起訴 旧経営陣計3人、業過致死傷罪 抜粋

 2011年の東京電力福島第1原発事故を巡り、東京第5検察審査会から起訴議決を受けた東京電力の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、検察官役に指定された弁護士は29日、業務上過失致死傷罪で東京地裁に在宅のまま強制起訴した。

 東電は08年、政府の地震研究機関の予測に基づき、第1原発の想定津波を最大15・7メートルと試算した。第5検審は昨年7月、この試算を踏まえ、「3人は万が一にも発生する事故に備える責務があり、大津波による過酷事故の発生を予見できた。原発の運転停止を含めた回避措置を講じるべきだった」と起訴議決した。



ブログ 2014年9月12日

福島第一原発・吉田調書が公開された、「そんな大津波が来るはずないと」 抜粋

本日の日本経済新聞に、「吉田調書 福島第一原発事故」が掲載された。政府の動き、東電本社の動き、そして福島第一原発における吉田所長の判断と行動が記してある。そして、記事は次のように結んでいる。

「2010年6月に福島第一原発の所長に就任した吉田氏は同月、土木学会の調査で津波の高さの想定値がこれまでより高まりそうだと経営陣に伝えた。防潮堤をかさ上げする必要があるが、吉田氏自身も「そんなのって来るの」との感覚だった。

以下は少し長いので、そのポイントとなる部分は次のとおりである。

2011年12月7日文書
 2007年に、「津波により非常用冷却ポンプが使用できなくなり、炉心が損傷する」との報告が日本原子力学会でなされている。 

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2011年11月29日文書
 2008年に専門家が、第一原発に15mの津波が押し寄せる可能性を指摘したときに、そんな大きな津波がくるはずはないと一人で声を大にして突っぱね、何の対策も講じなかった。(と伝えられている) 結局は本当に15mの津波が来た。

津波が原子力発電所を襲うとどのよう事態が想定されるかは、すでに2007年の日本原子力学会で報告されていました。報告者の原子力安全基盤機構となっていますので、かなり信頼できるシミュレーション結果ではないでしょうか。

そしてこのシミュレーション通りに事態は進み、今日の日本の苦難へと至っています。この発表の詳細は本紙を取り寄せなければわかりませんが、この要旨を読む限り、間違いなく今回の事故を想定していたものと考えられます。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしい記事です。

経営者が知らなかったとしたらそれは経営者ですらないでしそのような会社は会社ではないですね。お金の出し入れや人事を最終決定するのは経営者ですから何も知らないとしたらそれは本社ビルにトイレが何か所あるか位でしょう。
匿名
2016/03/05 10:01

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