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zoom RSS ディープラーニングで鍛えられた囲碁人工知能 アルファ碁はついに人間の能力を大きく超えた

<<   作成日時 : 2016/03/12 22:55   >>

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人工知能を使った囲碁ソフトは強いですね。人間の脳の働きを模したニューロコンピュータ方式で、これをディープラーニング(深層学習)により高速で鍛え上げます。コンピュータの学習速度と、その学習結果を確実に蓄える記憶容量、そしてその記憶をCPUへと呼び出す(思い出す)速度に人間がついに負けたということでしょう。もし、人間が勝てる部分があるとすると連想能力の部分でしょうが、囲碁に関しては数手先までコンピュータに計算されつくされていますので、人間の連想能力が発揮できる部分はもはやないということでしょうか。

結局はイ・セドル九段の3連続投了となり、アルファ碁の強さを見せつけました。私は囲碁はほとんどわかりませんが、第1戦終局直前の碁譜は私が赤で囲んだアルファ碁の白石布石が長く伸び、よくぞこれだけウルトラCで陣地を伸ばしていったものだと感心します。

囲碁タイトル7冠に挑戦との記事(下に引用)もありますが、近い将来、もう1冠、コンピュータとの対決が加わるかもしれませんね。人間は黒番で、きっと4目ほど置かしてもらっていることになるでしょう。



毎日新聞 3月10日

人工知能「アルファ碁」、韓国棋士に連勝


米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー「ディープマインド」(英国)の囲碁ソフト「アルファ碁」と、世界トップクラスの韓国人プロ棋士、李世※(イ・セドル)九段による5回戦の第2戦が10日、ソウルのホテルで行われ、アルファ碁が第1戦に続き勝利した。李九段は記者会見で「完敗。アルファ碁が完璧で終始リードできなかった」と語った。

画像




The Huffington Post 3月12日

グーグルの人工知能「アルファ碁」、韓国イ・セドル九段に3連勝 無傷で勝ち越し

グーグル傘下のグーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能「アルファ碁」と、「世界最強の棋士」と言われる韓国のイ・セドル九段(33)の対局は、3月12日に韓国・ソウル中心部のホテルで第3局があり、アルファ碁が勝って3連勝した。

対局は13、15日まで全5局あるが、2局を残してアルファ碁が無敗で勝ち越しを決めた。

ハフポスト韓国版によると、この日の対局でアルファ碁は、176手目でイ・セドル九段に中押し勝ちを決めた。



毎日新聞 3月8日
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十段戦第1局 井山が7冠独占へ先勝

 井山裕太本因坊(26)が伊田篤史十段(21)に挑戦する囲碁の第54期十段戦五番勝負(産経新聞社主催)第1局は8日、東大阪市の大阪商業大学で打たれ、井山が206手で白番中押し勝ちした。7大タイトルのうち6冠を保持する井山が、前人未到の7冠独占に挑む注目のシリーズ。井山は的確な打ち回しで白星スタートを切った。


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発明屋
2016/03/16 13:54

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
小生コンプーターオセロと勝負してほぼ全勝しています。

最初は負けることがあったけれどオセロの勝ち所が解れば機械に勝つことは簡単です。

囲碁も勝ち所を押さえれば人間が負けることは無いのではないかと思います。
所詮プログラマーとの勝負ですからね。
匿名
2016/03/15 18:10
匿名様

将棋まではコンピュータメモリーにルール(場合の数)を記憶させ、場面場面でそれを呼び出すことにより対処してきました。今回のアルファ碁はこれとは全く異なり、コンピュータ自身が囲碁をのものを学習して賢くなったということです。半年後、1年後にはさらに腕に磨きをかけてくるでしょうから、ますます人間に勝ち目はなくなるのではと感じています。

日本経済新聞 1月28日
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO96628840Y6A120C1000000/

『アルファ碁の場合、まず開発に協力したプロの3000万種類の打ち手を見せて学習させ、対戦する人間の動きを57%の確率で予測できるようにした。その上でAIは自己対戦を数百万回繰り返し、勝ち負けの経験を重ねる中で徐々に勝ち方を身につけていった。碁石の配置全体を見て最適な手を選ぶやり方は、直感や勘も交えて判断する人間の脳の働きに近い。』

アルケミスト
2016/03/15 21:50
李世ドル九段は、アルファ碁が人間のトップ棋士よりも強いと認めてはいない。しかし、人間の能力を脅かすアルファ碁の恐ろしさは認めた。そして、「アルファ碁とまた対局して倒すことができるかは疑問だ。心理的な部分と集中力では人間が(アルファ碁より)優位にはなれない。(アルファ碁の)実力は認められないが、集中力で人が勝つのは難しいだろう」と言った。

「囲碁を見る李世ドル九段の目は変わりましたか」と記者が質問すると、李九段は「今回の対局で人間の創造性や囲碁の格言について疑問が生じた。アルファ碁の手を見て、従来の手が正しいかどうか疑問を感じた。今後研究しなければならない課題だ」と答えた。

見方を変えると、李世ドル九段がアルファ碁を試験台に立たせた対局だとも言えるだろう。李世ドル九段はアルファ碁を限界まで追い込んだが、それでもアルファ碁を倒せなかった。鉄の塊のコンピューターは無表情に、徹底した計算能力で人間代表による試験に臨んだ。李世ドル九段はあれほどまでに踏みとどまろうと頑張っていたが、地獄の底にむなしく引き込まれていってしまったのだ。

朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/
匿名
2016/03/16 17:54
匿名様

アルファ碁は人間の頭脳・ニューロンネットワークを模したニューロコンピュータ上に構築されたシステムではあるが、人間のものの見方とは違った視界を持っているように感じられます。

そこにはすでに定石などというものはなく、またパターン認識も存在しないのではないでしょうか。すでに人間の能力を超えた何かがそこに生まれているように感じられます。
アルケミスト
2016/03/18 21:22

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