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zoom RSS 四国うどんにヒントを得た製麺所方式「丸亀製麺」は客に安心とうるおいを提供する

<<   作成日時 : 2016/04/21 12:27   >>

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「丸亀製麺」は兵庫県加古川市が発祥である。その一号店は加古川市役所の横にある。昔ながらのうどん店と同じく、目の前で製麺し、湯がき、客にふるまう。そのプロセスの提供が客に受けているとの記事である。

目の前ですべての工程が進んでいくのを見るのは楽しい。一種のエンターテインメントでもある。粟田貴也社長(加古川東高等学校出身)はそこに目をつけ、「これだ!」と地元加古川に第一号店を開いた。それが今や国内で800店、海外にも広がりを見せる。

「丸亀製麺」のこの事例は、商売は「そろばん」は大切であるが、財布のひもを緩めてもらうための「仕組みづくり」もいかに重要であるかを示している。日本に今求められているのは「生活のうるおい」であるのかもしれない。

なお、この一号店の前を通るとき、「専門店」の「専」の字に点が一つ加わっているのがいつも気になる。この点ひとつにも社長の強い思い入れがあるのだろう。きっと。


本店の旅ホームページからの写真 丸亀製麺 一号店(兵庫県加古川)
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丸亀製麺の店舗所在地(ホームページに行けば詳細を見ることができます)
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プレジデントオンライン 4月20日

「丸亀製麺」非効率経営で目指す、外食チェーン世界ベスト10!【前編】  超抜粋

年間100店舗ペースで出店する日本一のうどんチェーン。急成長の秘密は、常識破りの経営にあった。「うどん」を武器に、世界の列強入りが見えてきた!

水道光熱費は一般的な飲食店の倍

2000年に「丸亀製麺」1号店を開店して以来、順調に伸ばした店舗数は、国内だけで800に迫る。

1985年に兵庫県加古川市で創業したトリドール。転機が訪れたのは、97年ごろのことだった。当時は讃岐うどんブームのはしりといえる時期でした。讃岐の製麺所に何気なく行ってみると、名もない店にもかかわらず県外からのお客さんで長蛇の列ができていたんです」

夫婦らしき年配の男女が2人で麺を打ち、ゆで、どんぶりによそい、だしをかけたものが100円、というような典型的な製麺所。そんなところに、わざわざ県外から車に乗ってやってくる客がいる。お客様の目の前で麺を打ち、ゆがく。うどんができたその瞬間の何とも言えない風情。お客さんはそれらすべてを求めてここに来ているんだと感じた。そのとき『繁盛の極意はこれや』と確信しました」

00年にオープンさせた1号店から、丸亀製麺のコンセプトは変わらない。店の扉を開ければ、まず目に飛び込んでくるのが製麺機。その横には大きな羽釜があって、麺をゆでている。そんな讃岐の製麺所の風情を、店舗で再現することを目指した。店舗名を「◯◯うどん」とせず、讃岐の製麺所を意識させる「丸亀製麺」としたのも、こだわりの表れだ。

「07年ごろは、中国製冷凍ぎょうざ事件のように食の安心を揺るがす事件が多く発生しました。見えないところで調理されることを、消費者は敬遠した。セントラルキッチン方式のはなまるうどんと、最初から最後まで目の前で調理している丸亀製麺では、安心感が違います」

つまり、製麺所方式だからこそ、顧客の心をつかみ、時代のニーズにマッチし、他の追随を許さない出店攻勢をかけることができたということだ。


プレジデントオンライン 4月21日

「丸亀製麺」非効率経営で目指す、外食チェーン世界ベスト10!【後編】  超抜粋

場所が違えば水が違い、水が違えば、麺の味わいも変わってくる。気候への対応も必要だ。たとえば北海道の店舗では、うどん粉が芯まで冷えてしまい、朝に麺をうまく打てないという事態が発生した。そこで、毛布をまいて、隙間に湯たんぽを差し込むことにした。寒冷地にかぎらず、四季を通じての変化にも細かな工夫と配慮が必要になる。

そこで活躍するのが、トリドール人事部次長の藤本智美氏だ。藤本氏は社内で唯一“麺匠”という肩書を持つ人物。各地の店舗を回り、全店で理想のうどんを味わえるように技術指導を行っている。

「マニュアルだけでは80点にしかなりません。うどんは材料がシンプルだから、ささいなことで味が変わる。常に目線合わせをすることが重要で、それは人から人へ、というやり方でしか伝えられません」(藤本氏)

それでも若干は味にブレが出る。「しかし、味を均一にすることが私たちの至上命令ではありません。それよりも、絶対的においしいものを作ることのほうが、私たちにとってはプライオリティが高いんです」(トリドール代表取締役社長 粟田貴也氏)



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コメント(5件)

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このような店やうどんは関東では好まれないようです。
匿名
2016/04/21 20:08
匿名様

江戸っ子の「粋」とは、どのようなものでしょう。
アルケミスト
2016/04/21 21:27
「見栄っ張り」でしょうか?
或いは「空威張り」とか「虚勢」で中身が無い。
威勢は良いが「見掛け倒し」かな?

うどんで実例を挙げれば、某デパート地下食料品売り場の讃岐うどんの麺とたれのセット販売が売れないという理由で立ち退きました。

同じ建物の最上階の食堂街には「さぬきうどん」という名のうどん店があります。
この店で出している麺はスーパーで売っているヌルヌルの生麺で讃岐うどんの面影の欠片もないし出汁も関東風の醤油味です。

関東ではうどんよりも蕎麦を注文するほうがガッカリしなくて済みます。
反対に関西では蕎麦よりもうどんを食べるべきでしょうね。

匿名
2016/04/22 18:05
匿名様

江戸っ子の解説をいただきありがとうございます。関東のうどんと関西のうどんはダシからして違うと聞きます。讃岐うどんがデパートで不振だったのはおっしゃる通り本場の讃岐うどんをストレートでぶっつけたせいかもしれませんね。

さて、本文の文面からしますと、加古川の店構え・うどんの味と東京のそれは全く同じものになるように苦心しているようです。したがって、関西も関東も同じうどんということになります。

丸亀製麺の店舗配置は本文中に地図を張り付けましたが、関東にも関西に負けないぐらい多くの店舗あるようです。讃岐うどんは受け入れられなかったが、丸亀製麺なら受け入れられたということは、全国どこでも受け入れられるような最大公約数的な味と触感の工夫を丸亀製麺が施したということでしょうか? あるいは価格が手ごろだから?

アルケミスト
2016/04/22 21:28
本文中から引用:

「いわゆる美味しいうどんは全国津々浦々で違う。例えば京都や大阪のうどんにおいては古くから出汁を重要視する向きがあり、一方で、群馬県の水沢うどんになると麺が備えたコシの強弱で良し悪しが判断され、その逆で、三重県の伊勢うどんはふわんとやわらかな麺が命であるから、各県民のうどんにおける嗜好は、なかなか一様には語れない。」

「「丸亀製麺」の麺は、全国の人が美味しいと感じる“讃岐うどんの最大公約数”のように思う。ぼく自身、何度も本場・香川に足を運び、有名店を中心に食べ歩いてきたが、「丸亀製麺」のうどんは実に“ちょうどいい”食感なのだ。

「安さというキーワードもある。釜揚げうどんの並は290円で、本場・讃岐のうどん店にも引けを取らない。さらに「丸亀製麺」の麺は北海道産の小麦粉と塩のみ。手軽に食べられる安心なうどんは、小さな子供連れのファミリーにも嬉しい存在だ。」

★ マクドナルドハンバーグの後に390円ラーメンや立ち食いソバや皿うどんなど安くしかもそこそこの味と量の店が牛丼店に続いています。

ユニクロやダイソーが元デパート内に出店しています。

こういう業態こそが「第四の矢」として標的のド真ん中を射ているのでしょう。
匿名
2016/04/23 10:21

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