アルケミストは考えた

アクセスカウンタ

zoom RSS STAP細胞は息を吹き返すか・・STAP現象酷似「iMuSCs細胞」、そしてガン細胞STAP化

<<   作成日時 : 2016/05/20 22:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 7

STAP細胞があるか?ないか? これは正に当て物みたいな話である。柳でも状況によってはお化けに見え、怖かった話としてそこで終わってしまうが、突き詰めればやはりそれは柳以外の何物でもない。

STAP細胞は科学に属する事象であるから、その存在は柳以上に証拠により裏付けられねばならない。理研の追試においてはSTAP細胞は存在しないとの結論になったが、下の4月28日の記事や、最近の下に引用したSTAP現象酷似「iMuSCs細胞」、ガン細胞のSTAP化記事などを見ていると、まだまだSTAP細胞を否定しきれないのでは、反対に、STAP細胞が存在する可能性が強まってきたのでは、と感じてしまう。

日本人は前例のないこと、見たことのないものには強い懐疑心を持つ。その点、西欧人はロジカルである。証拠が出て白黒がはっきりするまでは中立である。この状態であれば小保方さんは現在はまだ煉獄にて審判の日を待つということになるのだが、日本社会では既に地獄が確定となっている。やはり日本人は論理的でないのだ。

もうひとつ付け加えると、日本人は他人の意見に左右されやすい。「皆が」という言葉に代表されるようで、怪しげな商品でも「皆が」使用していると、バリアなくそれを買い込む。同じでなければならないのだ。STAP細胞に関しても「皆が」同じ結論に向かって協力したために今日があるように思う。米国はSTAP細胞特許を得る権利をまだ保有している。

小保方晴子著「あの日」を読むと、小保方さんがSTAP細胞の作成を、そして若山さんがSTAP細胞からキメラの作成を担当していたとある。そして、4月28日の記事にもあるようにSTAP細胞は出来たとある。なぜ、STAP細胞はなかったということになったのか? 理研という運命共同体の集団ヒステリーのなせる技であったのだろう。



理研のホームページより
画像



STAP細胞はなぜ潰されたのか 渋谷一郎著(ビジネス社、2016年5月3日)

p58 STAP細胞は若山氏および若山研でも何人かが作成に成功している。

p88 iMuSC(下の12月14日の引用)がリプログラミング(初期化)して多能性を持っていることを、Oct4(初期化したことの指標)の発現、三つの胚葉すべてに分化すること、テラトーマの形成、キメラマウスの作成によって検証した。

p84 STAP細胞特許はいまも出願が継続されている(日本は権利を放棄したが、アメリカは権利を保持し、米国、オーストラリア、カナダ、欧州、日本に国際出願している)



研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用 黒木登志夫著(中公新書、2016年4月25日)

p103〜139 虚構の細胞、STAP細胞

p289 おわりに STAP細胞事件の影は、今でも、われわれ研究者の心に、重くのしかかっている。しかし、われわれは、2014年の不幸な経験を共有し、不正の持つ重大な意味を再認識し、立ち上がろうとしている。その意味で、STAP細胞事件の主役HOは反面教師として偉大な存在であった。



あの日 小保方晴子著(講談社、2016年1月29日)

内容は非常に具体的で、私としては信頼がおける内容であった。小保方氏の作業分担はSTAP細胞の作成まで、STAP細胞をキメラ化する作業は若山氏と役割分担がなされている。STAP細胞の作成には成功した可能性が強いと読んだ。


捏造の科学者 STAP細胞事件 須田桃子著(文藝春秋、2015年1月7日)

アマゾンのカスタマ一レビュー(一部) 読む人により受け取り方は様々
  5つ星のうち5.0  万雷の拍手を送りたい(付記:胎盤分化の謎について)
  5つ星のうち1.0  捏造の本



(追加情報)BusinessJournal 5月21日

STAP細胞の特許出願、米ハーバード大学が世界各国で…今後20年間、権利独占も  抜粋

 米ハーバード大学附属ブリガムアンドウィメンズホスピタルが、STAP細胞の作成方法に関する特許出願を、日本、米国、EPO(欧州特許庁)、カナダ、オーストラリアなど世界各地で行っており、更新料、維持料が支払われている。これについて5月9日、弁理士でITコンサルタントの栗原潔氏は、同大学が日本国内でも特許出願に関して実体審査請求をしていることを明らかにした。出願審査請求は4月22日に提出されている。

 ハーバード大が特許を申請する研究内容の範囲は広く、細胞にストレスを与えて多能性が生じる方法のメカニズムに対する特許請求である。

再生医療での実用化

 ハーバード大がSTAP現象の特許を出願し、その審査要求をするのは当然、再生医療での実用化を睨んでのことだとみられる。 そして「人工的な外的刺激で体細胞が初期化するのではないか」というアイデアを思いついた小保方氏は再生医療の新たな扉を開いたことになる。特許は認定されると、出願後20年間の工業的独占権を認められる。

 一度は英科学誌「ネイチャー」で報告された「STAP」(刺激惹起性多能性獲得細胞)という概念を再生医療に転嫁できれば、小保方氏のアイデアは生物学の歴史のなかで燦然と輝くことになるだろう。体細胞の初期化から始まる再生医療の未来の扉は開いたばかりなのだ。



TheLibraryWeb 5月16日

STAP現象の実験に韓国からの留学生が成功 日本は何をしているのか 抜粋

3月に発表された独ハイデルベルグ大学のガンの研究チームの論文が「STAP細胞を再現した」ものであると、ネット上で話題になっている。この論文の筆頭著者は、キム・ジヨン氏。2014年から韓国政府の支援で海外留学プログラムに参加している、博士課程在籍中の女性だ。

研究チームは、人間のガン細胞が、人体の細胞よりも酸性が強いことに注目し、研究を行っていた。そこで、細胞を酸性の液につけるなどストレスをかけて多能性幹細胞をつくるSTAP細胞の研究に注目したというのだ。

撤回された小保方氏らの論文や、理化学研究所などが公開した実験手順を参考に、ヒトのガン細胞に酸性の溶液で刺激を与える実験を行ったという。

今回の研究は、STAP細胞の作製の決め手とされた「キメラマウスの作製」までは行っていないが、小保方氏が研究で担当したSTAP現象については再現している。

謝辞には、「理研の故・笹井芳樹博士に哀悼の意を捧げます」との言葉が記されている。



Business Journal 4月28日

STAP細胞、「つくることに成功した」と若山教授が発言…共同研究者も「見た」と証言



STAP HOPE PAGE 3月31日開設

小保方晴子氏(32)が3月31日、STAP細胞の作製手順などを記したサイトを開設した。



産経West 2月23日

米国でも「STAP細胞はあります!」 共著者バカンティ氏、研究続ける 「正しいと確信したまま墓場に」



小保方晴子氏が「あの日」を出版 1月29日



TOCANA 2015年12月14日

小保方氏のSTAP細胞、やはり米国にパクられた? STAP現象と酷似した「iMuSCs細胞」  抜粋

「アメリカの研究者がSTAP細胞の存在を確認した」とする情報がSNSを通して拡散、大反響を呼んでいる。その根拠は、科学誌『ネイチャー』の運営するオンライン電子ジャーナル「Scientific Reports」(11月27日付)で、テキサス大学医学部ヒューストン校やピッツバーグ大学医学部の研究者たちが発表した「Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells(損傷誘導性の筋肉由来幹細胞様細胞群)」という論文だ。

今回の論文で小保方氏が発見したというSTAP細胞の存在が証明されたわけではない。しかしその一方で、研究者らは「マウスから採取した筋肉の細胞に刺激を与えた(損傷させた)ところ、(ES細胞やiPS細胞のようにさまざまな細胞になることができる)幹細胞に“似た”細胞ができた」ということを発表、これを「iMuSCs細胞」と名づけているのである。



今までに記した関連ブログ

幻に終わったSTAP細胞とはES細胞であったと言うが・・・・これで終局?(2014年12月26日)
小保方STAP追試 最終目標が再現性確認ならば進め方は誤り(2014年7月26日)
STAP細胞報告前夜、小保方晴子さんは優秀な研究者である(2014年4月16日)
STAP問題に関して個人的に感じたことなど(2014年4月2日)
STAP問題を受け文部科学省が研究者・学生に倫理教育を義務化(2014年3月30日)
STAP細胞 信念が確信となり、確信が疑念に変わったとき・・・(2014年3月15日)
新型万能細胞STAPの発見と人の思い込みの怖さ(2014年2月3日)



          ブログ一覧に戻る        ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
小生この分野の知識は全くないので用語は誤っているかもしれません。

様々な細胞への分化(キメラ)が再現できていないので単に傷つけた細胞は死なないで様々な細胞と遺伝子特徴が部分的に一致する細胞が出来た、というだけのことではないですか?

元々一つの細胞が分裂してその中から筋肉細胞やしんけいさいぼうが出来ているので全ての細胞に共通の遺伝子があるのは当然のことです。

筋肉細胞にも神経細胞など様々な細胞にある遺伝子もあるのだというそれ以下でもそれ以上でもないことのように思えます。
匿名
2016/05/21 08:59
匿名様

体の細胞を初期化(イニシャライズ)できるというところがポイントです。これができれば、自分の体からとった細胞を初期化して望む臓器を作り、自家移植することができます。

受精から細胞分裂が起こり、分化が進み器官ができて個体が形成されてきますが、その器官から始めて、再び個体を形成することは昔は難しいと考えられていました。その可能性に道を開いたのがES細胞、次いでiPS細胞です。そして3番目の画期的な方法としてSTAP細胞が位置しました。これは非常に単純な操作で個体のどの部分の細胞でもイニシャライズでき、再び個体へと成長させられるものと期待されました。体の臓器が容易に形成できる可能性を持つため、再生医療分野で嘱望される技術です。この分野、iPS細胞で人の網膜形成に成功しています。移植も成功したと最近ユースになりました。
と言うことで、特許競争も激しく繰り広げられています。本文に本日付のニュースを追加しておきました。

Wikipediaからの引用です。刺激惹起性多能性獲得細胞は、動物の分化した細胞に弱酸性溶液に浸すなどの外的刺激(ストレス)を与えて再び分化する能力を獲得させたとされた細胞。この細胞をもたらす現象をSTAP現象、STAP細胞に増殖能を持たせたものをSTAP幹細胞、胎盤形成へ寄与できるものをFI幹細胞と独自に呼んだ。
分化は一般には不可逆な過程とされ、一度分化すると細胞は元の未分化な状態に戻れないとされている。「分化多能性」は「様々な細胞に分化できること」。「分化全能性」はそれよりも狭義であり、「胎盤も含むすべての細胞に分化できること」。STAP細胞は分化全能性を持つ可能性が示唆されていた。
アルケミスト
2016/05/21 15:02
米ハーバード大学附属ブリガムアンドウィメンズホスピタルのVacantiさん(小保方さんは彼の下でSTAP細胞研究した)は復帰したのですか?

漸進の細胞を刺激すれば不老不死で英々んに生きられるならバンバンザイですか?


匿名
2016/05/22 06:29
匿名様

チャールズ・バカンティ(Wikipedia)では「2014年8月12日には所属するブリガム&ウィメンズ病院により、バカンティが麻酔科長を9月1日付で退任し、1年間長期休職する意向であることを公表[25]。」となっていますが、これ以上の情報は取得できていません。一年を過ぎていますので、「わからない」と言うことですね。"Charles Vacanti"でも追跡は難しかったです。

理屈上は不老不死ではないでしょうか。脳の記憶に関する部分が損傷した場合には、それをどのように交換するかは考える必要があるでしょうが。
アルケミスト
2016/05/22 07:28
匿名様

チャールズ・バカンティ氏に関する最新情報はこちらです。2月29日時点です。
http://www.newyorker.com/magazine/2016/02/29/the-stem-cell-scandal
アルケミスト
2016/05/22 08:12
ハヴァード大学ではなくハヴァード大学附属ブリガムアンドウィメンズホスピタルが特許申請したというのはこの事件の責任の追求を逸らすアメリカ流義の魂胆があると思います。

精原細胞が精子に変わる時に精巣内の細胞器官(セルタル細胞だったか?)から出て間もない精子になりかけの細胞が再び元の精原細胞に戻る現象があるとその(岡崎市にある研究機構)研究者の講演で聴いたことがあります。精子でも精原細胞でもない状態の細胞かもしれません。

Vacanti氏の休暇は口実で実際は解雇(辞職の名の)だと当時から思っています。


匿名
2016/05/22 10:29
これです。
http://www.nibb.ac.jp/germcell/study.html

STAPとは異なりますが...
匿名
2016/05/22 10:37

コメントする help

ニックネーム
本 文
STAP細胞は息を吹き返すか・・STAP現象酷似「iMuSCs細胞」、そしてガン細胞STAP化 アルケミストは考えた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる