技術士一次試験 H29年基礎科目 解答 新規出題問題「パリ協定」

10月8日に実施された技術士一次試験の基礎科目の出題が公表されました。それを受けて、その解答集を作成いたしました。全体としては波静かといった感じで、例年と大きく変化はしていないようですが、電気抵抗に関する出題があるなど、少しずつですが変化も見られます。

      技術士一次試験 基礎科目 H28~H16年

      技術士一次試験 基礎科目 H28年単独

      技術士一次試験 基礎科目 H29年単独

      H29年度 技術士一次試験 基礎科目出題

です。


このブログには、新規問題「パリ協定」を掲載いたします。


1-5-2

国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21) で採択されたパリ協定についての次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 温室効果ガスの排出削減目標を5年ごとに提出・更新することを義務付けることで,気候変動に対する適応策を積極的に推し進めることとした。
② 産業革命前からの地球の平均気温上昇を2 [OCJ より十分下方に抑えるとともに,1. 5 [OCJ に抑える努力を追求することとした。
③ 各国より提供された温室効果ガスの排出削減目標の実施・達成に関する情報について,専門家レピ、ューを実施することとした。
④ 我が国が提案した二国間オフセット・クレジット制度(JCM) を含む市場メカニズムの活用が位置づけられた。
⑤ 途上国における森林減少及び森林劣化による温室効果ガス排出量を減少させる取組等について,実施及び支援するための行動をとることが奨励された。


Ⅰ-5-2

 正答は①

 パリ協定は今日的なニュースですので、これが試験に出題されても何ら不思議はありません。この内容がどこまで深く読み込めていたかが正解への成否を決定します。

 いまさら聞けない「パリ協定」~何が決まったのか?私たちは何をすべきか?(資源エネルギー庁、2017年8月17日)を参照しますと、

設問① 温室効果ガスの排出削減目標を5年ごとに提出。更新することを義務付けることで、気候変動に対する適応策を積極的に推し進めることとした。

は誤りで、この設問は正しくは、

高い透明性の確保
削減・抑制目標については、達成義務を設けず、努力目標としています。ただし、進捗状況に関する情報を定期的に提供し、専門家によるレビューを受けることが定められており、透明性を確保しました。これは目標をプレッジ(誓約)し、取り組み状況などをレビュー(評価)することから、「プレッジ&レビュー方式」とよばれます。各国の目標は、5年ごとに更新し提出することが求められています。

となっています。内容を読み込み、キーワードを抜き出して独自のノートを作って学習してゆく必要があるようです。

参考までに、「地球温暖化」関連のかつての出題は過去問E11にあります。



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     フェイスブック 畑 啓之          https://www.facebook.com/hiroyuki.hata.16



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