「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料20 化学物質の危険性評価方法
スライド1とスライド2は化合物の危険物評価の方法を示している。
スライド1は危険性評価試験の全体像を示したものである。説明資料18の三菱マテリアル爆発事故でも説明したように、思いもよらぬ意外な化合物が爆発性を持つことがある。基本的には、絶対安全との保障がある化合物以外は安全であるかの評価を行うべきである。
スライド2は化合物が発熱を伴って急激に分解するかを試験する方法を示している。DSCは化合物の温度を上げていったときに発熱するかを調べる方法である。ARCは化合物をある温度で一定に保ったときに、化合物が徐々に分解をはじめ、やがてその分解熱が分解反応速度を加速度的に速めるかを測定する。
ここに示した以外にも、反応を工業化する場合には、その反応の反応温度と反応速度の関係を知り、また、反応で発生する反応熱量を測定しておく必要もある。
ここで引用したのは、危険性試験評価(日本カーリット)と危険性評価試験(住化分析センター)である。
本ブログの記事は、私のホームページ「アルケミストの小部屋」に掲載の「化学反応の関与する事故を中心に」より抜粋したものです。
下の(解説)では、94ページからなるPDF資料をその内容に従って37の部分に分け、各部分ごとに解説を加えています。
本一連のブログではその解説の1~37を順次紹介することを目的としています。
ホームページにおいては必要に応じて「説明資料」間でのリンク、あるいは外部記事(Web)とのリンクを張っていますが、このブログではその多くを省略しています。
資料全体の詳細を確認したい場合には下に示した(解説)となります。
ホームページ アルケミストの小部屋
化学反応の関与する事故を中心に(PDF)
化学反応の関与する事故を中心に(解説)
フェイスブック 畑 啓之
スライド1は危険性評価試験の全体像を示したものである。説明資料18の三菱マテリアル爆発事故でも説明したように、思いもよらぬ意外な化合物が爆発性を持つことがある。基本的には、絶対安全との保障がある化合物以外は安全であるかの評価を行うべきである。
スライド2は化合物が発熱を伴って急激に分解するかを試験する方法を示している。DSCは化合物の温度を上げていったときに発熱するかを調べる方法である。ARCは化合物をある温度で一定に保ったときに、化合物が徐々に分解をはじめ、やがてその分解熱が分解反応速度を加速度的に速めるかを測定する。
ここに示した以外にも、反応を工業化する場合には、その反応の反応温度と反応速度の関係を知り、また、反応で発生する反応熱量を測定しておく必要もある。
ここで引用したのは、危険性試験評価(日本カーリット)と危険性評価試験(住化分析センター)である。
本ブログの記事は、私のホームページ「アルケミストの小部屋」に掲載の「化学反応の関与する事故を中心に」より抜粋したものです。
下の(解説)では、94ページからなるPDF資料をその内容に従って37の部分に分け、各部分ごとに解説を加えています。
本一連のブログではその解説の1~37を順次紹介することを目的としています。
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