1年前の今日  約2千年前に書かれた天文学書アルマゲストは論理的であり圧巻である

1年前の今日  2019年6月4日



アルマゲストは約2千年前に書かれた天文学書である。日本語訳の書(薮内清訳、1958年)は約600頁と膨大であり、多くのデータと、それを説明する幾何学的考察よりなっている。

2千年前と言えば日本はまだ弥生時代であり、文字を持っていなかった。このような時代より前の、はるか古代ギリシアにおいては文明が花開き、それがいかに高度なものであったかが本書より伝わってくる。また、当時は地球規模での情報伝達速度が非常に遅いものであったことが実感される。

Wikipediaよりアルマゲストの超概要と、書籍アルマゲストよりその目次を取り出し、以下に示した。

アルマゲスト(Wikipedia)
『アルマゲスト』は、ローマ帝国時代にエジプト・アレクサンドリアの天文学者クラウディオス・プトレマイオス(西暦83年頃~168年頃)によって書かれた、天文学(実質的には幾何学)の専門書である。『アルマゲスト』に書かれていた天動説は惑星の運動を説明するモデルとして1000年以上にわたってアラブ及びヨーロッパ世界に受け入れられた。『アルマゲスト』は現代の我々にとって、古代ギリシアの天文学について知る上での最も重要な情報源となっている。また『アルマゲスト』は、原本が失われた古代ギリシアの数学者ヒッパルコスの文献についての引用を多く含むため、数学を学ぶ者にとっても価値のある本とされてきた。ヒッパルコスは三角法についての本を著したが、彼の原書は失われているため、数学者達はヒッパルコスの研究成果や古代ギリシアの三角法一般についての情報源として『アルマゲスト』を参考にしている。

復刻版は上下巻を一冊として1982年に発行された。

内容説明
原著マテマティケ・シンタキスは2世紀に於けるギリシアの天文学者クラウディオス・プトレマイオスの著わした天文書であって、Almagestの名で一般に知られている世界の古典である。「数学的集成」とでも訳すべきこの書は、天体の運動を数学的基礎の上に組立てようという意図のもとに書かれたものであって、天文学を数学的理論の上に置くという現代天文学の基礎はここに確立されたと言っても過言ではない。またこの書にはバビロンの天文観測を始め、ギリシアの天文学、殊に西紀前2世紀の著名な天文学者ヒッパルコスの業績を集録し、これら先人の天文学説は、この書によって伝えられることができた点で極めて貴重な資料を含んでいる。




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