1年前の今日  ⼤学⼊試 数学は解法テクニックよりも数学的思考⼒を⾒るべきである

1年前の今日  2019年7月13日


受験者数が多い試験において記述式試験は難しいようだ。受験生の数が多く、そのすべての解答を精査するためには、その道の熟練者(大学数学科の教授等)が多大な時間をかける必要がある。そして、そのようにしたとしても、採点者により採点にばらつきが出ることは間違いない。ここが、機械的に、採点者による違いがなく、採点が速やかに進むマークシート方式と異なるところで、まことに悩ましいところである。

だが、考えてみるに、大学入試における数学の試験は、どんな能力を見ることが目的なのだろうか?

確かに、数学は積み重ねの学問であるから、大学に入ってから選択した専門を高めるために必要な数学的知識を持っている必要はある。これが知識の部分である。

その一方で、数学の本質を理解しているか? この部分は数学的な思考能力に関するものであり、解かねばならぬ問題に遭遇したときに、その解法にふさわしい方法を選択できるか、あるいは、自らその解法を作り出されるかが問われる部分である。

大学入試で、知識部分を確認したいのか、それとも応用能力を確認したいのか、そこがはっきりしてくれば、それにふさわしい問題は作れるだろう。知識部分であれば従来のマークシート方式で十分かもしれないし、応用能力を確認したいならば短文の問題を与え、それより解答にいたる道筋を、考え方のみを箇条書きで記すだけの問題で良いかもしれない。これだけでも十分に数学的思考能力は計れるものと思う。



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http://www.alchemist.jp/Blog/190713.pdf

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