「今⾥傳兵衛と新井の歴史」1657年完成の農業⽤⽔ を読んでいる

この書籍は新井水利組合連合会によるもので、平成10年(1998年)に出版されたものである。加古川左岸のため池にだけ頼っていた地域に、加古川より用水を引き、旱魃の不安を払しょくするとともに、米の生産高を向上させた。この用水(新井(しんゆ))を計画したのが古宮組(兵庫県播磨町)大庄屋の今里傳兵衛(~1659年、50歳)で、その地を取り仕切る姫路藩への願い出たのが1656年、藩の援助を得て延べ16万人と1年3カ月の歳月を費やして、その完成に至った。死の直前ぎりぎりでの大事業であった。


今里傳兵衛は1610年頃の生まれとなるが、本書には興味深い「井堰経営文(1612年)」なる文書がそえられている。この年には傳兵衛はまだ2歳である。傳兵衛は大庄屋の2代目であるから、先代の傳兵衛から新井に先行して作られた五ケ井用水(聖徳太子が作ったといわれている)の話は幾度となく聞いていたことであろう。新井への夢の架け橋となったことは間違いない。なお、荒木本家(JR日岡駅の横にあった)は、加古川大野組の大庄屋であり、その農地はすでに五ケ井用水の恩恵受けたわわに実っていた。この五ケ井用水の水の一部を新井に分けることになる。


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