1年前の今日  「江戸時代のくずし字文章もいよいよAIで解読可能か」という希望ある話

1年前の今日  2019年7月28日

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現在の私の結論としては、江戸時代のくずし字は、解読に焦点を当てれば、世界で一番難しい言語のひとつである。

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本日の日本経済新聞の記事に「AIが変える人文学研究」という記事があった。この記事によると、日本の歴史文献の「くずし字」を自動的に活字に置き換える「翻刻」技術も開発されているとある。いままで読みたくても読めなかった江戸時代の文献が、現在の私たちにも読める形で提供されることになれば、生きた江戸時代を身近に研究できる助けとなることは間違いない。
これと関連する話は、石碑や墓石に書かれた漢文調の文字列である。ここにも歴史的に貴重な情報が満載されている。こちらは、漢字は読み取れるのだが、その漢字自体が現在ではすでに使われていないもの、また、使われているにしても昔とは異なった意味となってしまっているものなど、さまざまである。漢字の意味をつかみ取って、さらに、漢文のルールに従って読み下した文章とすることができれば、こちらも歴史の理解に大いに役立つ。
私の感覚では、AIにとっては、くずし字を読みこなすよりは、碑石・墓石の文字列を現代文へと変換するほうが簡単なように思える。
この分野へのAIの応用を大いに期待するところである。

くずし字解読辞典 児玉孝多編(東京堂出版、昭和45年、本編336頁物)より




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