1年前の今日  東播磨のため池の数の多さとその災害に対する法指定「特定ため池」

1年前の今日  2019年8月9日


東播磨には多くのため池がある。その最大のものが加古大池である。川と違って池は平野の中に存在し、その水の流入も人工的に管理されているので、一見安全であるように思えるのだが、決してそうではないようだ。池を取り巻く土手が一旦決壊すると、その事情はダムの決壊と同じである。
稲美町には最大の加古大池をはじめとして実に多くの池がある。下の地図中に記している権現池、平荘湖、呑吐ダムはいずれもダムである。これらのダムと比較しても、加古大池はそれなりの水面面積を有していることが分かる。



兵庫県内の市町村ごとの農業用ため池の数、およびその危険性に注目すべしとされる特定ため池の数は、下のWebで確認できる。特定ため池数/農業用ため池数でみると、稲美町76/88、加古川市223/327となっている。稲美町は緩やかに傾斜した台地に比較的大きな池が存在するのに対し、加古川市は比較的急峻な地形に多くの小さなため池が存在する。

兵庫県内の農業用ため池数
https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk10/faq/documents/h31tameikesuu.pdf
特定ため池の指定
https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk11/sasaki2.html
ため池の決壊によりその周辺の区域に被害を及ぼすおそれが特にあるものを特定ため池に指定します。特定ため池では、防災工事の実施前に県への届出(市町経由)、掘削等の形状変更や植栽などの行為は県の許可が必要となります。
令和元年7月31日付指定の特定ため池(市町村ごとのデータ)

ため池は最近では釣りやウインドサーフィンなどのレジャーに利用されたり、水面に太陽電池を配して発電に利用したりされている。GoogleMapでため池を拡大してみると、多くの太陽発電パネルが設置されているのが見て取れる。


図表入りの記事はこちらにあります。
http://www.alchemist.jp/Blog/190809.pdf

ブログ一覧はこちらにあります。
http://www.alchemist.jp/Blog/Blog-002.html



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント