1年前の今日  誤認逮捕で「認めたら終わる話」は警察の常套⽤語であるようだ

1年前の今日  2019年8月2日

テレビドラマなどで、痴漢冤罪のシーンが出てくるが、「認めればすぐに釈放」との甘言を弄して警察は自白を強要する。また、ドラマでは、弁護士からも「認めれば世間にこのことは知られることはなく、あなたの社会的地位は傷つかない」との絵にかいたようなセリフが横行する。痴漢冤罪のようなやった・やらないの水かけ論では白黒がつけにくく、その結果、容疑者が自白するまでこの水かけ論争が続くことになる。「疑わしきは被告の有利」は裁判における基本的立ち位置であり、これは警察での取り調べにおける基本原則ではないということだ。

記事にある「認めたら終わる話」はいったい何が終わるのか? 取り調べが終わり一旦は楽になるということだろう。しかし、その後を考えると「やってもいないことをやったと認める」などはとんでもないことだ。「認めたら人生が終わる」話にもつながりかねない。私たちが周囲の人に同じことをすると恐喝で警察のご厄介になることになるだろうが、警察ではこれが許される。これが職権と言うものだろう。

この強力な職権を乱用することで日本の警察機構は成り立ってきたのだろうが、今取り入れられつつある取り調べの可視化が冤罪の発生を食い止めることを期待する。

それにしても、痴漢冤罪の「訴えられたらほぼ有罪」にはどう対処していくことになるのだろう。「被害者の証言のみが証拠である」という証拠の位置づけをどう考えていくべきなのか? こちらは難しい問題である。




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