栄養も与えないのに雑草はなぜ生い茂るのか?

いよいよ草木が活き活きと・・・・、といえば非常に活気のある様子を表すのに良い言葉です。しかし、私にとってはこれからが頭の痛い季節となってきます。

実家は非常に田舎にあり、例に漏れず過疎の地です。空き地も多く、雑草が生え放題。しかし、この雑草地は見てくれがよろしくないので、田舎といえども町内会より草引きの指導が入ります。従って、年に何回(4回程度)かは草の手当をすることになります。

一番簡単なのが除草剤を撒くことですが、ちょっと目を離したすきにすぐに大きく成長してしまっていますので、結局は草刈機での刈り取り、および手での抜き取りとなります。取り除いた草は燃えるゴミの日に清掃車に持って行ってもらいます。もう10年くらい続けていますが、結構厄介な仕事です。

毎年、植生が変化していきます。セイタカアワダチソウからベントグラスまで、なぜここまで変化するのかというくらいに変化していきます。不思議なものです。一角にはドクダミも群生していますが、アレロパシー効果を発揮して他の雑草を押さえ込むほどの力はないようです。

さて、私が非常に不可思議に思っていること。それは、栄養も与えていないのになぜに毎年、こうも活き活きと雑草が育ってくるのかということです。まさに雑草のようにたくましく、の譬え(たとえ)どうりです。私の記憶では植物の三大栄養素は窒素、リン、カリです。窒素は根粒菌により空気中の窒素が固定化されることもあるでしょうが、リンとカリがどこから来るかは全くの不明です。ましてや、除草した草は捨ててしまうのですから、リンなどの栄養素は一緒に持っていかれ、地中濃度は下がり続けていると考えるのが妥当だと思います。

(実際はリン酸カルシウム(水に不溶 )の形で存在し、地中のリン酸イオン濃度が低下すると、その一部が解離し土中のリン酸イオン濃度は一定に保たれているのかもしれません。しかし、野菜を育てる時でも、リン酸肥料を与えないとよく育たないなど、意識的に三大栄養素の補給を考えるのが普通です。)

この空き地への水の流入はありません。雨水にリンやカリが混ざっているとも考えにくいです。とすると、鳥が糞を落とす、あるいは、地下水(地表より7m位下に水脈があると思います)が滲み上がってくるのに、リンやカリが一緒について上がってくる、などと考えていますが、実際にはどうなっているかはいまだ不明です。

日本国中、雑草に困っていることと思います。雑草を簡単に、しかも安価に抑える方法が発明できれば億万長者も夢ではないと長年考えてはいるのですが、現段階では夢はまだ夢です。この仕事はライフワークにはしたくはないのですが、まだまだ付き合っていかなくてはならない、今となっては生活の一部です。良い方法がありましたらご教示ください。


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