「使用済み核燃料、空気冷却が安全」に対して感じるいささかの不安

本日の日本経済新聞の記事である。経済産業省が使用済み核燃料の冷却方法の見直しを行いたいと言っている。しかし、どの段階でプールから取り出すと安全であるといった具体的な条件が示されていない。その検討はこれからだと思うのだが、しかし、下記赤字部分が強調されているので気がかりである。

記事によると、あるいは、記事から読み取れるのは、

まずはプールが満杯になってしまうので何とかしなければならない。
(今もある時間が経つとプールより引き上げて)空冷にしている。
(この空冷に持っていく時期を早めたい)

福島第一では、乾式貯蔵施設で冷やしていた使用済み核燃料には損傷はなかったが、プールで冷やしていたものは損傷を受けた。だから、空気冷却の方が安全。
⇒使用済み核燃料は、空気冷却しても安全と判断できるまで水冷する。最初から空気冷却できるわけではない。仮に、早期に空気冷却に切り替えたとして、その場合に、空冷が止まった場合、空冷再稼働までに必要な時間が見積もれるか?一つの空冷容器が過熱し、そこから連鎖が起こっていくことはないか?


本日の朝刊を読み、感じた不安です。

日本経済新聞 6月20日

使用済み核燃料、空冷で プール保管の限界近づく

 経済産業省は原子力発電所から出る使用済み核燃料の保管方法を見直す。いまは原発建屋内などの水を張ったプールにためているが、原発敷地内などに設ける建屋内に保管し、空気で冷やす方法に徐々に切り替えていく。東京電力福島第1原発の事故でプールによる保管の危険性がはっきりしたため。各地の原発でプールの容量が満杯に近づいていることも背景にある。

 電力各社に貯蔵方法の変更を促す。具体策は19日に立ち上げた有識者…

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