桜の季節、ソメイヨシノの幹はなぜ右ねじ方向にねじれるか、というささやかな疑問

どこの桜の木を見てもその幹は同じ方向にねじれています。なぜ? もしこのねじれの原因が日当たりだったり、あるいは可能性は小さいですがコリオリの力だったりするのでは、と考えて南半球のソメイヨシノの写真を探してみましたが、これといった写真を見つけることができませんでした。もし日当たりやコリオリの力が関係するならばねじれの方向が日本の桜とは逆になっていると考えたからです。

結局、真理に近づくためにはWeb検索に頼らざるを得なくなりました。

諸説発見いたしましたが、もっとももっともらしい説明は次のようになっています。樹木を語るというサイトからの抜粋です。このブログの主要な部分はこの抜粋より構成されることになりました。

とかく桜の花のみに目が行ってしまいますが、幹にもこのような秘密が隠されていたのですね。



桜の木のねじれ

特にソメイヨシノでは、幹にネジレのようなものが確認できるかと思います。これは、枝枯れに対応する幹の部分が枯死し成長が止まるため、まだ生きている部分が肥大成長するため、その成長の差がネジレとなって見えているのです。サクラはもともと、道管や師管などの木理が右回りに走っているのです。

桜の木のねじれ

枝によって、生産される栄養の量に差があるので、(枝ごとの葉の量は違うので)その枝による差が顕著だと、(例えば、ある枝が元から切られてしまえば、その枝からの収入はゼロになる)幹の成長も部位によって極端に変わってしまう。

この現象は、ソメイヨシノを観察していただくとよく分かるかと思いますが、木によって、まるで幹が捻じれたようになっているものがあります。ソメイヨシノは、剪定によって枝が痛むことがあまりにも多いため、
太枝が枯れてしまうことが良くありますよね?幹の中で、その枯れた枝から続いている師管が通っている部分の成長が落ち込むため、その部分がへこんで見える。普通に成長の変わらない部分だけがその後も肥大成長する。

桜の場合、道管・師管(もしくは木理)の『走り方』が竜巻のように捻じれているので、生き残った部分が残るとまるで捻じれたような幹に見える。


兵庫県加古川市日岡山の桜(2015年3月31日)
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