小学生にプログラミング教育は、使い方のノウハウ教育か? それともコンピュータが動く原理の教育か?

小学生にコンピュータのプログラミング教育をするというニュースがありました。しかし、私にはピンときません。いったい、何を、どのように教えるのでしょうか。小学校での英語教育ではありませんが、教える側の先生方の多くも、プログラミングなど、今までは縁がなかったのではないでしょうか。

数学や理科の学習の一部として取り入れるとあります。そこで、4月19日に実施された小学6年生学力調査の算数A、Bの問題を見てみましたが、いずれの問題もプログラミングするには難しそうです。

私の理解では、プログラミングは、考え(思考)を論理的に命令として記述していくものです。まず、論理的な思考があり、その上にプログラミング教育があるということです。できる子供にとっては学習の深化が期待できますが、できない子供にとっては表面をなぞるだけの教育になる恐れがあります。

プログラミングを教材として採用していくには、算数の初歩の初歩、たとえば足し算や掛け算がどのようなプログラムになるかから始める必要があります。小学6年生の授業が突然小学1年生の授業に逆戻りなどという珍現象も起こりそうですね。



国立教育政策研究所
平成28年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について

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朝日新聞デジタル 4月20日

小学校でのプログラミング教育必修化を検討 文科省   抜粋

 文部科学省は19日、小学校でのプログラミング教育の必修化を検討すると発表した。2020年度からの新学習指導要領に教える内容を盛り込む方向で議論する。技術の進化が飛躍的に進む中、コンピューターを制御する能力の育成が重要と判断した。

 5月にも有識者会議を開く。プログラミングの新教科をつくるのではなく、理科や算数といった今ある教科の中に盛り込むことを話し合う見込みだ。 小中高校でのプログラミング教育の必修化は、19日の政府の産業競争力会議で示された新成長戦略に盛り込まれた。


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