テーマ:技術士

「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料12 反応温度と除熱能力

 スライド1の左図は横軸に反応温度、縦軸に熱量を取っている。曲線は反応に伴う発熱量、そして直線は除熱量を示し、この曲線と直線が交わる点CP(Critical Point)で反応熱の除熱ができなくなることを示している。この図は「化学反応の暴走事故とその分類、および予防策」より引用した。  スライド1の右図には一般的な反応器の図を示し…
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技術士一次試験 H29年度 基礎科目解答 食塩でのモル沸点上昇は何℃?

10月8日に実施された技術士一次試験の基礎科目の出題が公表されました。それを受けて、その解答集を作成いたしました。全体としては波静かといった感じで、例年と大きく変化はしていないようですが、電気抵抗に関する出題があるなど、少しずつですが変化も見られます。       技術士一次試験 基礎科目 H28~H16年       技術…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料11 化学災害事例集

 失敗知識データベースの紹介である。このデータベースには次の技術分野ごとに過去の失敗事例が収められている。その編集方針は、多くの事故例を掲載することではなく、特徴的な事故例を示すことで事故の本質を知り、同様の事故発生を防止することにある。  技術分野:    機械 化学 石油 石油化学 建設 電気・電子・情報 電力・ガス 原子力…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料10 混触危険 ヒンデンブルグ号爆発事故

 混触危険についての説明をする。スライド1は消防法の危険物分類である。危険性の特徴ごとに第1類から第6類にまで分けられ、どの類とどの類の混合が危険であるかを示している。  具体的な各類の化合物例は危険物(Wikipedia)に示されているが、例えばその一例としては、第1類の酸化性固体では塩素酸カリウム、第2類の可燃性固体では赤リン…
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技術士一次試験 基礎問題は 地震で建物が壊れる確率算出

10月8日に実施された技術士一次試験の基礎科目の出題が公表されました。それを受けて、その解答集を作成いたしました。全体としては波静かといった感じで、例年と大きく変化はしていないようですが、電気抵抗に関する出題があるなど、少しずつですが変化も見られます。       技術士一次試験 基礎科目 H28~H16年       技術…
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平成29年度技術士一次試験 基礎科目 の解答集を作成いたしました

10月8日に実施された技術士一次試験の基礎科目の出題が公表されました。それを受けて、その解答集を作成いたしました。全体としては波静かといった感じで、例年と大きく変化はしていないようですが、電気抵抗に関する出題があるなど、少しずつですが変化も見られます。       技術士一次試験 基礎科目 H28~H16年       技術…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料9 静電気による爆発事故

 下のスライドの図は有機溶媒などを仕込んだ反応器に、粉状の反応中間体を投入しているところです。  フレコンはプラスチック製であるため電気を通しにくく、その表面に静電気がたまることになります。この蓄った電気が放電するとそれが着火源となり、有機溶媒蒸気が燃焼あるいは爆発する可能性が出てきます。有機溶媒蒸気の爆発範囲の一例は説明資料5に…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料8 福島第一原発の水素爆発

 福島第一原子力発電所の水素爆発に関する説明である。  1号機、3号機、4号機で水素爆発が発生した。このうち、1号機と4号機は水素爆発、3号機は水素爆轟であったとされる。  3号機の水素爆発は「爆轟」  三月十四日に東京電力福島第一原発3号機で起きた水素爆発は、衝撃波が音速を超える「爆轟(ばくごう)」と呼ばれる爆発現象…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料7 炭鉱における重大災害

 日本の炭鉱はすでにそのすべてが閉山となってるが、かつては多くの事故が起こった。その一部が「炭鉱重大災害一覧」としてまとめられている。  ここに示されている事故の中で、化学反応に関与するものはガス爆発と粉塵爆発である。  ガス爆発は、石炭層から噴き出したメタンガスが空気と混ざり、生じた混合ガスに着火することにより起こる爆発で…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料6 液体と粉体の関与する爆発

 説明資料5では気体の爆発・爆轟について説明した。ここでは液体の爆発および固体の爆発について説明する。  液体の爆発は、液体が空気中に気化した可燃性蒸気が空気と混じり合い爆発性の混合気となることにより起こる。その爆発範囲は下のスライド1の左表に示すとおりである。爆発性混合気の爆発下限値vol%はさまざまであるが、これをg/m3でみ…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料5 ガス爆発

 ガス爆発という言葉はよく耳にする。空気に可燃性ガスがどのくらい混ざれば爆発が起こるのか。今回のスライドではその説明をする。  スライド1枚目の左の表には爆発範囲が記されている。空気-可燃性ガス混合ガス中の可燃性ガス成分の濃度が下限値以上、上限値以下の範囲となったとき、着火源があれば爆発に至る。右図は水素を例にその範囲を三角図で示…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料4 爆燃と爆轟

 火薬と爆薬の区別は難しい。火薬(Wikipedia)によると次のようになっている。  火薬と爆薬の分類方法には色々な種類があるが、日本の火薬類取締法上では「推進的爆発の用途に供せられるもの」を火薬、「破壊的爆発の用途に供せられるもの」を爆薬、火薬や爆薬を加工したもの(雷管、導火線、花火、銃砲弾、爆弾など)を火工品(かこうひん)と…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料3 アンモニア合成

アンモニアの製造方法である。「化学反応の関与する事故を事故を中心に」資料の一部分の詳細説明である。  ハーバー・ボッシュ法でのアンモニア製造の開始は約100年前である。植物の成長に必要な肥料の三要素は窒素(N)、リン酸(PO4)、カリ(K)と言われるが、その内の窒素を人類は自由に手にすることができるようになった。これにより、食料の…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料2 爆発範囲、爆轟範囲

 本資料は「化学反応の関与する事故を中心に」を順次、詳細に説明していっている。     化学の歴史における特徴的なエポックをスライドに示した。このスライドを見ると、化学が科学として本当に歩みだしたのは比較的近年(下のスライド、化学の歴史2)になってからであることが分かる。従って化学はまだ300年にも満たない新しい学問ということにな…
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「化学反応の関与する事故を中心に」 説明資料1 はじめに

ここから始める一連のブログは資料「化学反応の関与する事故を中心に」の内容を分かりやすくかみ砕いて説明していくことを目的としている。    はじめに  何事もうまく進んでいる状態が正常な状態で、その状態から逸脱すると異常となる。化学に関しては毎年どこかで工場の爆発や火災のニュースが聞かれ、これらの事故はまさしく異常の極致と…
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「化学反応の関与する事故」を集大成 公開いたしました

化学と聞くと、なぜか近寄りたくないもの、との印象を強くする人が多くいるように思います。特に「亀の甲」(ベンゼン環のこと)などというと、この話はそこまで、ということもしばしば起こります。でも、私たちは多くの化学製品に囲まれ、その恩恵を受けています。現代社会においては化学製品なくしては生活が成り立たない、といっても過言ではないでしょう。 …
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出会いの場、研鑚の場としての技術士業務研究会

 もうかれこれ20年も昔の話になると思うのだが,鮮明に記憶していることがある。大阪技術振興協会の業務研究会例会での織物の話で,経糸・緯糸という言葉を知っていると業者から一目置かれるとあった。私たちの言葉では縦糸と横糸であるが,織の世界では縦横が入れ替わることがあるらしく,経糸・緯糸というようである。この話を中島みゆきの「糸」を聴きながら…
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技術士一次試験の「有限要素法」には難しい問題が出題される?

有限要素法。この方法は構造解析や機械設計、そして流体解析などに今や必須の手法である。有限要素法(Wikipedia)には次のように記されている。 「有限要素法は数値解析手法の一つ。解析的に解くことが難しい微分方程式の近似解を数値的に得る方法の一つである。方程式が定義された領域を小領域(要素)に分割し、各小領域における方程式を比較的…
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技術士一次試験まであと一か月 基礎科目はこのサイトで効率的な学習を

10月8日は技術士一次試験。試験までいよいよ1か月を切った。 この試験に合格するためには、基礎科目、適正科目、専門科目の3つの科目の全てにおいて合格点を取らなければならない。この3科目の中で、受験生にとって特に難しいとされるのが、基礎科目である。 基礎と名がつくから簡単であるとの印象があるが、その中身は次の5つの群、第1群(…
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私のホームページとフェイスブックのアドレスなどについて

この2月からはフェイスブックに移行しています。こちらのブログサイトは閉鎖せず、今後まとまったテーマが出てきたときに利用する予定としています。 ホームページの名前とアドレスは アルケミストの小部屋 http://www.alchemist.jp フェイスブックのアドレスは https://www.facebook.com/hiro…
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久しぶりに見る集合の問題は難しい 気が付かぬところに落とし穴がある なるほど・・・

これは技術士試験の問題だ。問題は次の通り。日本技術士会のホームページからの引用です。 図に書いて理解するというのが、こういう問題の常道でしょう。ということで図に書いてみました。 まずわかることは、rとjの件数を足し合わせても100を超えることはないということです。   k + j ≦ 100 と言うこ…
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化学は好きですか? 3つの熱化学反応を足したり引いたりして、目的の反応式の発熱量を求めます

私は化学を生業としていますが、この手の問題は嫌いです。化学反応式同士を足したり引いたりしていれば、いつか答えにたどり着けるのですが、時間がかかる場合があります。答え候補の①から順番に手を付け、結局答えが⑤であった場合には多くの時間と気力をつぎ込むことになります。人によっては計算に絶対的な自信があり、④までが答えでないから⑤が答え、と決断…
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技術士 第一次試験 平成28年度 基礎科目 Ⅰ-3-2 「ヤコビアン」の問題を解いてみた

世の中の多くの問題は解くことが難しく、その解決までには多くの頭脳と、そして時間がつぎ込まれる。しかし、答えがあることが最初から分かっている問題、しかも時間制限のある試験に出される問題については、普通は100%とは言わないが、なんとなく解けるような気分になるものである。 そんな気分を打ち砕いたのがこの問題だ。これは何?どうすればいい…
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技術士 第一次試験 平成28年度 基礎科目 Ⅰ-1-5 「生産個数最適化」の問題を解いてみた

オペレーションズリサーチの入り口です。コンピュータを駆使しなくても解けるところが、ペーパーテストの良いところです。 試験ですから、早く確実に答えにいたる。これが大切です。 人によって解き方はどれぞれかと思いますが、2つ示した上の方法が一般的な時過多、そして下が私の好きな力づく法です。時間的には、下の方が解答時間はグッと短いと…
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技術士 第一次試験 平成28年度 基礎科目 Ⅰ-3-3 「単位ベクトル」の問題を解いてみた

易しいか、難しいか、その判断に迷う問題である。な~んだ、と感じられる反面、答えはこれでいいのかな、という気もする。不思議といえば不思議な問題である。 (解答) Ⅰー3-3 単位ベクトル 解答:② なじみが薄いギリシャ文字なのでξ(クシー)→α、η(エータ)→βと書き直す。 題意より、α、βの関数N1、…
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技術士 第一次試験 平成28年度 基礎科目 Ⅰ-1-4 「PERT法」の問題を解いてみた

PERT法の問題だ。 複雑な工程と日数が示されているが、各ルートの必要日数を頭から積み上げていけば答えに到達できる。たとえば中央にあるポイント⑥では、ルートp-b1では25日必要であるが、p-a1-a2-ダミーでは33日と長くかかる。従って、ルートp-b1の工程は余裕を持っていることがわかる。縮めるとすれば、工程p-a1-a2-ダ…
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技術士 第一次試験 平成28年度 基礎科目 Ⅰ-4-3 「金属の性質」の問題を解いてみた

本年度の技術士第一次試験問題、基礎科目の問題と解答です。 この問題を解いているときに、次の図の関係があることに気づきました。副産物ですね。 (副産物) 参考までに、多くの金属で電気伝導率と熱伝導率を比較してみた。きわめて相関が良い。 電気の流れは、金属イオン格子の中を伝導電子が移動することで生じている。熱も同様に…
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技術士第一次試験 平成28年度 基礎科目 第1問を解いてみた  テーマ「電気回路の信頼度」

本年度の技術士第一次試験問題、基礎科目の問題と解答です。基礎と言うだけあって、基礎的ですが論理的な思考を確認しています。この問題は毎年出題されている問題ですので、過去問をしっかり解けるようになっていれば、問題なくクリアできます。 平成28年度の問題30問の解答は こちらに掲載しています。 日本技術士会のホームページよ…
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(速報)平成28年度の技術士一次試験問題が発表されました 基礎科目問題を過去問と比較しました

日本技術士会のホームページより   技術士第一次試験の問題      平成28年の試験問題が発表された   技術士第一次試験の正答(答え)   基礎科目について、 過去の問題と今回の問題比較 類似の問題が多数ありますので、やはり過去問をしっかりとやるということに尽きます。 過去問をやっていれば…
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