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zoom RSS ライフワークバランスはとれているか? 

<<   作成日時 : 2013/12/05 05:56   >>

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 ライフワークバランス(Wikipedia)とは、

 近年は仕事のために他の私生活の多くを犠牲にしてしまう仕事中毒(ワーカホリック)状態となり、心身に疲労を溜め込みうつ病に代表される精神疾患を患ったり、過労死や自殺に至ったり、家庭を顧みる時間がなくなることで家庭崩壊に陥るなどの悲劇を生む事例が後を絶たなくなった。
 長時間労働では心身の健康を害するほか、家庭や地域との和を乱す原因ともなる。仕事と生活を両立するには、そのバランスを取ることが必要である。「仕事と生活の調和」、ワーク・ライフ・バランスが叫ばれるようになった。



 私が新入社員として中堅の化学会社に入社したのはちょうど第1次石油ショックの不況に見舞われた約40年前である。その時の会社の経営状態は非常に悪く、利益の出る製品の早急な開発が求められていた。3週間の新入社員教育の後、研究所勤務となり連日夜9時までの残業が続くことになった。この時の評価基準は「どれだけ長く働いたか」である。不景気によりその後の2年間は採用が中止されたので、私は新入社員を3年間続け、その間は連日遅い帰りが続くことになった。

 研究所であるから、本来であると「誰がどのように考え、それを形にまで仕上げて社業に貢献したか」ということで考課すべきところある。しかし、そうはならないのが日本の社会である。「皆が力を合わせて作り上げていくそのプロセスを重視」することが前提にある。従って、個人が目立ってはいけないのである。そうすると、考課基準はいかに長く働いたかに自ずと収斂することになる。

 さすがに時代は変わって、今は会社では「定時に帰りましょう!」と連日のように放送がある。やっと、個人の工夫力、これは能力と言いかえてもいいかもしれない、が評価される時代に入った。それでもなお、下のNHKニュースにあるように、一部の上司は長い残業時間を仕事をしていることを評価基準としているようである。上司や会社にこのような考え方がある限り、社員は長時間労働を強いられることになる。しかし、私の経験からすると長時間残業したとしても、それにより生み出されるものには限界がある。

 下のDIAMONDの記事にもあるように、『業績が上がらないのは「やる気」よりも「能力」不足が原因』ということである。能力以上の事をしようとしてもそれは時間で解決はできない。ただただ疲れるだけということになる。ライフワークバランスを考慮すると、能力に合った仕事をすること、そして能力より少し上の仕事をすること、が重要となる。できる仕事を高度化し、その範囲を広げていくためには教育は欠かせない。ヒト・モノ・カネで一番重要なものはヒト、人の才能や能力である。ヒトが日本の持っている最重要の資源であることを再認識する必要がある。



NHK NEWS Web 12月3日

労働時間長い人ほど「上司から評価」

 内閣府が行った世論調査によりますと、労働時間が長い人ほど、残業をすることが上司から評価されていると思うと答える人が多くなっています。この世論調査は、内閣府がことし9月、仕事と家庭生活の両立を図る、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」に関する国民の意識を把握するため行ったもので、20歳から59歳までの労働者3154人が回答しました。
 それによりますと、「残業している部下を上司はどう評価していると思うか」という質問に対し、「頑張っている」と答えた人は、1日の労働時間が12時間以上の人で53%、10時間未満では38%でした。
 また、「残業している人を上司は『責任感が強い』と評価している」と思うと答えた人は、1日の労働時間が12時間以上の人で39%、10時間未満では30%となるなど、労働時間が長い人ほど、残業をすることが上司から評価されていると思うと答える人が多くなっています。
 閣府の担当者は「長時間労働の状況は、上司がどう評価すると感じるかに影響されることが把握できた。今回の結果を『ワーク・ライフ・バランス』の啓発活動に生かしていきたい」としています。



DIAMOND on line 12月4日

ここがヘンだよ日本人の働き方
成果が出ないのは「やる気」のせいじゃありません


日本人の労働時間はじつはアメリカ人やイタリア人より短い?

業績が上がらないのは「やる気」よりも「能力」不足が原因
 日本の職場では、この「能力」と「やる気」がしばしば混同されて理解されています。

「頑張り」を高く評価するとかえって生産性が落ち、メンタルが悪化する
 頑張りを高く評価してしまうと、人はより頑張っているところを見せたくなって、長時間働くようになります。今はどんなに頑張ってもそれだけで成果が上がるような容易い時代ではないのです。

サービス業中心の時代に必要なのは「求心力」より「遠心力」
 サービス業の発展にとって重要なのは、組織の中心へと意識を向かわせる「求心力」ではなく、「遠心力」の方です。遠心力とはつまり、組織の外側にいる顧客を理解し、顧客のためにどうあるべきか、を考えること。

非正規社員の拡大で「家庭内格差」が「家庭間格差」へと移行した
 正社員は正社員同士でしか出会わないし、結婚しない。つまり、非正規は非正規と結婚するか、もしくは結婚できないという傾向が強まっているのです。社会全体で言うと、かつては正社員の夫と非正規社員の妻という形で「家庭内格差」が歴然と存在していたのに対し、今ではそれが「家庭間格差」として顕在化してきた


ブラック企業(Wikipedia)
 労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いたり、関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働(サービス残業)を従業員に強いたりする、もしくはパワーハラスメントという心理的、暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)のことを指す。


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