環境に大きな影響を与えているミドリガメ 小さい時は可愛いのだが

ミドリガメは俗称かと思われるが、子供の時は緑色をしていて非常に可愛い。ペットとして多くが飼われるが、大きくなり、アカミミガメと呼ばれるまでに成長すると、多くの餌を食べ、凶暴性も発揮するので、自然界に返す(投棄する)ケースが多くなっている。子供の内の可愛い間だけのペットということである。

自然界に投棄されたアカミミガメはその繁殖力で自然界に影響を与えている。

なお、次も参照してください。

日本の侵略的外来種ワースト100
世界の侵略的外来種ワースト100

世界の侵略的外来種ワースト100は盛りだくさん



日本経済新聞 4月14日

国内のカメ、64%が外来種ミドリガメ 自然保護協会

 日本自然保護協会は11日、淡水に生息するカメを全国調査したところ、種類が確認できた6468匹のうち外来種ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が64%を占めたとの結果を発表した。10年前の前回調査より2ポイント上昇した。都市部だけでなく郊外でも増え、在来のカメを追いやっている。

 ミシシッピアカミミガメは北米原産で、首や足に黄色のしま模様があるのが特徴。

 調査は昨年5~10月に実施し、延べ3512人の市民から集まった情報を分析。39都道府県で生息が確認された。ペットとして飼われていたものが逃げたり、池や川に捨てられたりして繁殖したとみられる。環境省は特定外来生物の指定も検討している。

 分析を担当した愛知学泉大の矢部隆教授は「捨てられる数が少ない郊外でも繁殖して増えている」と指摘。他の種類のカメがすまないようなコンクリートの護岸などにも順応しているという。

 在来種のクサガメは全体の20%、日本固有種のニホンイシガメは9%と、いずれも前回調査よりも微減した。



神戸新聞 3月19日

ミドリガメ大量繁殖抑制へ 明石市が14年度に条例

 兵庫県明石市は19日、外来種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の大量繁殖を抑えるため、2014年度に条例を制定する方針を明らかにした。市内のため池や川に多くのミドリガメが生息、在来の動植物に深刻な影響を与えていることから決めた。大量投棄規制のため、事業者を対象に罰則規定を盛り込むことも検討する。

 ペットショップなどで販売されているミドリガメは北米原産。水草やヤゴのほか、河口付近にいるクロダイの稚魚なども食べる。繁殖力が強いため、在来種のイシガメなどの生息環境を圧迫している。市は11年度からミドリガメの防除調査を開始。13年度には谷八木川や流域のため池で計2019匹を捕まえ、全体の6割を占めた。捕獲数は年々増え、市は計1万匹以上が生息すると推計している。


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