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zoom RSS 日本人は問題解決能力も発想力もある。欠けているものは?

<<   作成日時 : 2014/04/03 00:04   >>

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経済協力開発機構(OECD)の15歳を対象とした2012年の学習到達度調査(PISA)で、コンピュータを使って課題を解決する「問題解決能力(Problem-Solving)」で、参加した44ヵ国・地域(合計65)の中で日本はシンガポール、韓国に次ぐ3番目の成績であった。読解力(4位)、科学的応用力(4位)も高い水準を示した。ただし、数学は7位と多少出遅れている。この成績については、Programme for International Student Assessment(PISA、Wikipedia)に詳しくまとめられている。ただし、Problem-Solvingについてはこの4月1日にその得点と順位が発表されたばかりなので、まだこの記事(英文Wikipedia)にはその結果は反映されていない。得点は加盟国の平均点が500点となるようにしてある。

Problem-Solvingの問題の一例が日本経済新聞(4月2日)に示されていた。PERT法の問題となっている。地図上のルートをクリックしていくと、その合計時間が示され最短の合計時間が得られる仕組みだ。正解のルートが図の中央部分にあること、正解の時間20分より短い時間が解答の選択肢にないことから、私はこの問題をあまり良い問題とは思わない。地図上の道の長さ(時間ではない)が一番短い部分をクリックしていくとすぐに答えの20分に到達しそうである。

画像



少し話は変わるが、最近は3Dプリンターが脚光を浴びている。詳細は3Dプリンター(Wikipedia)あるいは3D_Printing(Wikipedia)に譲るが、この3Dプリンターを世界で初めて発明したのは誰かご存知であろうか? 実は小玉秀男さん(日本人)で、1980年4月12日に「立体図形作成装置」という特許(特開昭56−144478)を出願している。この特許は審査請求されることなく、無効となった。その後、欧米の企業がこの分野の研究を進め、今では日本で使用している3Dプリンターはすべて海外製となっている。

カラオケにしても、この3Dプリンターにしても、日本人の発想には素晴らしさがある。それではタイトルに記した「欠けているものは?」 私は欲であると思う。お金が欲しいという金銭的欲求、名誉欲、そして何が何でもこの発想を製品にまで結びつけるのだという強い欲望。日本人が高度成長時代に見せたような欲望を再び取り戻せば、再び陽の昇る日本も夢ではないのではないか!




日刊工業新聞 4月3日

経産省、3Dプリンターの技術研究組合が始動−産学官で開発加速

 経済産業省の次世代産業用3Dプリンタープロジェクトを実施する技術研究組合「次世代3D積層造形技術総合開発機構(トラファム)」が始動した。27企業と産業技術総合研究所、近畿大学、東北大学が参画する。理事長には三菱重工業の前川篤副社長が就任した。プロジェクトは2014年度からの5カ年で当初2年間で試作機を開発し、中間評価で製品化する装置を絞り込む。
 プロジェクトでは、電子ビームとレーザーの両方式で、それぞれ小型機と大型機の装置開発に着手する。電子ビームはエネルギー密度が高く造形スピードが速いが真空装置が必要になる。医療分野などでの利用を目指す。レーザーは加工精度が高いなどの特徴があり、航空・宇宙分野での利用を期待する。
 このうち、電子ビーム方式の小型機の性能目標は、製品精度がプラスマイナス20マイクロメートル、造形速度が毎時500cc、最大造形サイズが300ミリメートル角×600ミリメートル。



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