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zoom RSS ストレスの程度を唾液中のコルチゾール量で測る優れもの

<<   作成日時 : 2014/05/28 05:39   >>

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下に示した日本経済新聞の記事の続きによると、コルチゾール(ホルモン、下の化学式)を測るとストレスの程度がわかるとのこと。「コルチゾールと結合する穴が開いた化合物を作った。結合しなかった穴は光るため、光の強さから唾液に含まれる微量のコルチゾールを測定できる。」とある。


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短い記事であるため、これ以上のことはわからなかったので、特許を見に行った。WO2013/046826A1で発明の名称は「分子鋳型及びその製造方法」となっている。読み応えのある、なかなか立派な特許であると思う。その要点を抜粋した。


特許番号をクリックして特許を呼び出す。

[0013]モレキュラー(分子)インプリンティングによって作成される分子鋳型
      (※真黒く示されているのがコルチゾール分子。これを鋳型として使用)

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[0035]補足量計測部
[0036]表面プラズモン共鳴測定法
[0037]水晶振動子マイクロバランス測定法
[0038]電気化学インピーダンス法
[0039]比色法および蛍光法

[0053]蛍光顕微鏡や目視確認、光学顕微鏡等を用いることで、発色する色で判定することができる。

[0074]コルチゾール吸着実験

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日本経済新聞 5月26日

日立と神戸大、唾液成分からストレス測定

 日立製作所は神戸大学の竹内俊文教授と共同で、唾液の成分からストレスを簡単に測る技術を開発した。従来技術と違って、高額で大がかりな装置などが不要で、測定時間も3分の1の数十分にできるという。心の病や自殺の予防などに役立つとみており、5年後の実用化を目指す。オーストラリアで開催中の国際学会で28日に発表する。

 ストレスによってうつになる人が増えており、それが原因の自殺は社会問題になっている。ストレス…




コルチゾール(Wikipedia)

副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン (hydrocortisone) とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。

また、このホルモンは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年PTSD患者の脳のMRIなどを例として観察されている[1]。海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。

健康とコルチゾール

コルチゾール値は、コルチゾール分泌をうながすホルモンである下垂体の副腎皮質刺激ホルモンACTHによって増減する。さらにACTHは、視床下部の副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンのCRHによって増減する。そのため、コルチゾールが異常値かもしれないと疑われた場合、ACTHとともに測定する。適正なコルチゾール値は人体の健康に不可欠であり、その値が過剰あるいは低下すると、多彩な状態がもたらされる。

コルチゾール低値

コルチゾール低値では、アジソン病、先天性副腎低形成症(IMAge症候群、ACTH不応症、Triple A症候群(Allgrove症候群))、先天性副腎皮質過形成症、副腎性ACTH単独欠損症、シーハン症候群、ACTH非産生性の下垂体腫瘍、下垂体性副腎皮質機能低下症、視床下部性副腎皮質機能低下症などが疑われる。

コルチゾール高値

コルチゾール高値では、クッシング病、クッシング症候群、グルココルチコイド不応症、異所性ACTH産生腫瘍、異所性CRH産生腫瘍、糖質コルチコイド不応症などが疑われる。



こちらも参考に。

検査ブック コルチゾールとは



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