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zoom RSS 人類は火星を目指す、その第一歩としての酸素の確保法が決定す

<<   作成日時 : 2014/08/04 19:49   >>

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産経ニュースにもあるように、火星の大気(CO2)を電気的に還元して酸素(O2)を作る計画が進行している。火星上で酸素を作る方法は種々あるようであるが、58の提案の中よりMITの方法が選択された。

二酸化炭素から酸素を作り出すことはかなり難易度の高い仕事である。その理由は二酸化炭素が非常に安定な化合物であるからである。従って、二酸化炭素に大きなエネルギーを投入しなければ、この反応は起こらない。MITではこのエネルギーを別途発電した電力で与えるようである。

NASAは酸素を居住用と、ロケットが地球へ帰ってくるときのロケット酸化剤として使用するようである。

     CO2 → CO + 0.5O2 吸熱反応

であるから、生じた一酸化炭素(CO)をロケット燃料として利用すればよいように思う。すなわち、

     CO + 0.5O2 → CO2  発熱反応

である。大きな燃焼熱が発生するので、COはロケット燃料となり得る。しかしながら、NASAがこれに言及していない理由は、

    2CO → C + CO2  発熱反応

が進み、この反応が一旦進み始めると爆発に至るためであると考えられる。

人類を火星に送る。いよいよ青写真が具体化に向け進み始めたようである。

画像





産経ニュース 8月1日

火星探査車に酸素つくる装置 NASA、6年後に打ち上げ

 米航空宇宙局(NASA)は7月31日、火星に向けて2020年に打ち上げる新たな無人探査車に、大気中の二酸化炭素を分解して酸素をつくる実験装置を搭載すると発表した。

 将来の有人探査で飛行士の居住環境に供給する酸素をつくったり、宇宙船やロケットの燃料として使ったりする可能性を探るのが目的。NASAは「火星には生命活動を維持するのに必要な資源が存在する。有効活用すれば有人探査で運ぶ物資を減らすことができる」としている。

 火星の大気は非常に薄いが、主成分は二酸化炭素。米マサチューセッツ工科大チームがこれを分解して酸素をつくる実験装置を開発する。探査車は現在も火星で活動中のキュリオシティーをベースに開発し、カメラや岩石分析装置など最新の機器が搭載される予定だ。(共同)



MIT News 7月31日

Going to the Red Planet

In this case, however, electricity produced by a separate machine would be combined with carbon dioxide from the Martian air to produce oxygen and carbon monoxide in a process called solid oxide electrolysis.
      CO2 → CO + 0.5O2  この反応は吸熱反応  エネルギーは電力で与える


火星(Wikipedia)

火星の大気は希薄で、地表での大気圧は約750Paと地球での平均値の約0.75%に過ぎない。逆に大気の厚さを示すスケールハイトは約11kmに達し、およそ6kmである地球よりも高い。これらはいずれも、火星の重力が地球よりも弱いことに起因している。大気が希薄なために熱を保持する作用が弱く、表面温度は最高でも約20℃である。大気の組成は二酸化炭素が95%、窒素が3%、アルゴンが1.6%で、他に酸素や水蒸気などの微量成分を含む。


一酸化炭素(Wikipedia)

高温あるいは触媒存在下では C と CO2 とに分解(不均化)する。





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