アルケミストは考えた

アクセスカウンタ

zoom RSS 新卒者の売り手市場に中小企業は求人難 一番の資源ヒトが採用できる企業とは

<<   作成日時 : 2014/09/24 21:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

最近は人(従業員)が集まらなくて倒産に至る企業がある。これは飲食業だけに限った話ではない。製造業でも事情は同じである。設備はあるがその設備を扱える人がいないので、せっかく来た受注であっても断らざるを得ない。その結果、付加価値の低い仕事しか手がけられず、売上、利益ともに漸減し、赤字に転落。経営継続が難しくなるという構図だ。

今年の求人は大卒、高卒ともに売り手市場となりそうだ。大企業に学生が集まり、中小企業の新卒採用は困難をきたすと想像される。

中小企業の多くはリーマンショックの景気の落ち込み時に、従業員の多くを解雇し、バランスシートの健全化を図った。経験を持った多くの従業員が職を離れた。そして、景気が上向いてきた今、その需要を満たそうとすると、使える多くの休止設備はあるがそれを扱える従業員がいないことが問題となった。従業員を採用しなければ! でも、大企業や中堅企業に比べて労働条件で劣る中小企業に人は来てくれない。

中小企業の生き残りの条件は厳しい。普通の製品であれば中国や東南アジアでの生産が可能である。これを輸入してくれば事足りる。日本にしか作れない製品や部品、そしてこの中小企業にしか作れない製品や部品。そのような製品や部品を作り出せる中小企業こそ、日本になくてはならない中小企業である。そのためには中小企業は得手をもたねばならない。

ヒト・モノ・カネとはよく言ったものである。カネ・モノ・ヒトやモノ・カネ・ヒトなどとは言わない。ヒト・モノ・カネであり重要な順に並べられている。中小企業にとっての一番の財産は人である。従業員の持つ技能、工夫力など、知恵の集団が中小企業である。工夫や発明を通して新しい製品や製造方法を編み出し、世界と戦っていくのが中小企業である。そのためには採用した人を大切にし、育てていかなければならない。

「良い企業には利益を出せるそれぞれ独自の特徴をもっているが、悪い企業の儲からない理由は似通っている」

存在感を示せる企業となるための戦略を構築し、その戦略に沿ってヒト・モノ・カネをコントロールしていくことが求められる。一夕一朝にはことは進まないし、明日すぐに実を結ぶものでもない。戦略を信じた地道な努力が要求される。



毎日新聞 2014年09月13日

高校求人倍率:「人手不足を実感」 使い捨て警告も

 数年前まで「土砂降り」と言われた高校生の就職戦線が、にわかに「売り手市場」となっている。景気回復や業種を超えた人手不足を背景に、来春卒業する高校生の求人倍率が7月末時点で、6年ぶりに1倍を突破。進路指導に当たる高校の教員たちは「選択肢が広がる」と歓迎する一方で、若者をたくさん採用して使い捨てる近年の傾向に神経をとがらせている。



神戸新聞 9月16日

高校生の採用活動スタート 求人倍率上昇、売り手市場

 来春に卒業する高校生への企業の採用活動が16日、解禁になった。景気回復や人手不足を背景に求人倍率は6年ぶりに1倍を超え、リーマン・ショック前の水準にほぼ戻った。

 求人数も製造業をはじめ幅広い業種で増加して売り手市場となっており、就職希望の生徒には明るい兆しだが、求人時と実際に働き始めた後の労働条件が異なりトラブルになるケースもあり、注意が必要だ。



          ブログ一覧に戻る        ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今思い返せばバブル崩壊?の頃だったか...

不況で中高年を首切りしたのは良いが数年も経たないうちに景気?が良くなり熟練者が不足して慌てて?解雇した中高年を呼び戻した(数年も経っているので僅かな人数が戻っただけの様です)会社がありました。

最近団地の高齢の管理人が病気で退職し代わりにやはり臨時の高齢者が交代で来ています。その中のある人に話を聞くと定年が65歳に延長されたとかで団地管理人を募集しても定年退職が集まらなくなったそうです。集まらないのは定年後の高齢者だけではなく若い者も定年退職者に比べて高時給でも集まらないそうです。

若い者が職歴にプラスになりそうもない団地管理人になりたいとは思わないが定年退職者も自宅から離れた場所の団地管理人になりたいとは思わないだろう。私もなりたくないから。

高給¿高齢者をリストラ解雇して新卒者と同じ初任給並みの給料で再雇用してもそして新卒者を採用してもいづれ景気の行方次第では解雇される。
匿名
2014/09/25 08:02
今の日本は人(人手)不足だと言いますが、その一方で海外からは日本は生産性が低い。要するに付加価値を生み出していないと言われています。単純に解釈すると、これは仕事の質が低いということでしょう。誰にでもできる仕事は単価が安い。付加価値を稼ぎ出すためには目的意識の確かさと知恵と努力が必要です。

そのためにも社員を意識付け教育していくことが必要となります。勿論、社員一人ひとりの特徴を活かせるように。人材育成に一貫性と継続性を持たせるためには、社会の変化に方向性があることも必要です。経済がジェットコースターでは人材育成もままなりません。
畑啓之
2014/09/25 22:23

コメントする help

ニックネーム
本 文
新卒者の売り手市場に中小企業は求人難 一番の資源ヒトが採用できる企業とは アルケミストは考えた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる