アルケミストは考えた

アクセスカウンタ

zoom RSS 小笠原諸島の中国船による「さんご」略奪事件は「割れ窓理論」そのもの

<<   作成日時 : 2014/11/26 20:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

小笠原諸島の「さんご」が200隻を超える中国船により、我が物顔に略奪され続けているのを、海上保安庁はただただ眺めているだけというお粗末な対応だった。9月半ばからのこの騒ぎ、中国船は海上保安庁の巡視船を完全に舐めきっていた。そして、あらぬ限りの狼藉を働いた。

海上保安庁にも取締ができない多くの理由(言い訳)があったのだろうが、それは結果論として「言い訳」にすぎない。海上保安庁がやっと本気を出したのが、中国漁船の数が大幅に減少した11月20日。その時にはすでに、中国船の数も200隻から一桁台へと急激に減少していた。

(1)この2ヶ月間における「さんご」の損失は一体いくらになるのか?
  「さんご」が元の大きさに育つまでに要する必要な年月は?
  被害の実態は調査すべきと思います。
(2)21日に中国船の数が急減すると、それがあたかも中国政府の取締が功を奏したとのアナウンス。
  日本国民としてはなんともスッキリとしないアナウンスである。
  漁船が少なくなった理由? 網を引いてもかかる「さんご」が少なくなった??
  日本の国はこれで幕引きとするのか?
(3)11月26日記事の地元民の怒りは収まらないだろうが、今後は?
  中国に対して何らかのアクションをとる勇気が日本政府にあるのか?
  密猟漁民に実刑を求める?(現行犯逮捕が必要条件であれば無理?)
  海上保安庁の警備が手薄になると、また中国漁船の数が増えるのでは?
  中国船を見かけたら徹底的にマークする必要あり。
  11月19日付内閣情報調査局の情報は使える!
  (この情報はどの時点で外務省と海上保安庁に通知されたのか??)

割れ窓理論なるものがある。今回の事件はまさにこれだ。中国漁船が少ない9月半ばに、徹底的に手を打てば被害は最小限に止められたし、日本国の権威も保てたのではないかと思うのだが・・・・・・・。



産経ニュース 11月26日

「海が無残に壊された」 地元漁師らが窮状訴え、警備強化求める決議文手渡す

 小笠原諸島(東京都)周辺海域での中国漁船によるサンゴ密漁問題で、超党派の国会議員や地元議員らが参加した緊急集会が26日、憲政記念館(千代田区)で開かれた。地元漁師らも出席し「海が無残に壊された」と窮状を訴えた。

 集会には、約300人が参加。漁師らが撮影した中国漁船の密漁映像が流された後、現状が報告された。中国漁船は9月半ばから徐々に数を増やした。ここ数日で数は激減したが、漁師の小川剛さんは「密漁、妨害、威嚇。中国漁船は、わが者顔で振る舞い、生態系にも影響を与える。1隻でも迷惑だ」と訴えた。

 地元は再三にわたり、状況の打開を訴えたが、なかなか改善されなかったという。小笠原村観光協会の金子隆会長は「大切にしてきた宝の自然が奪われてしまった」と話した。



NHK NewsWeb 11月21日

中国 サンゴ密漁取締りの成果を強調

中国外務省の報道官は「われわれの取締りは明らかに成果を挙げている。日本の海域でアカサンゴを採取する船は大幅に減った」と述べ、中国側の取締りの努力を強調しました。



朝日新聞デジタル 11月21日

サンゴ密漁船を一斉摘発 海保、追い出しから方針転換

 中国漁船によるサンゴ密漁問題で、海上保安庁は21日から取り締まりに当たる巡視船を大幅に増やし、一斉摘発を始めた。領海外に漁船を追い出す手法から、夜間の領海内での操業を積極的に摘発する方針に転換。



日本経済新聞 11月20日

サンゴ密漁、取り締まり強化 巡視船を増派、海保方針

 小笠原諸島周辺などの海域に中国のサンゴ密漁船とみられる外国漁船が多数押し寄せている問題で、海上保安庁が同海域での取り締まり体制を強化する方針を固めたことが19日、同庁関係者への取材で分かった。巡視船などの追加派遣を検討しているという。


毎日新聞 11月19日

サンゴ密漁:夜に操業 内閣情報調査室が衛星画像公開

画像


 内閣情報調査室(内調)は18日、小笠原諸島(東京都)周辺の情報収集衛星画像を公表した。密漁を繰り返す中国漁船が、取り締まりの比較的緩いとみられる夜間にサンゴが豊富な領海(沿岸から約22キロ)内に侵入して集中的に操業し、昼間は排他的経済水域(EEZ)で待機する行動パターンが明らかになった。

 衛星情報は外務省や海上保安庁など関係省庁に提供済みで、近日中に内閣官房のホームページでも公開する方針。

 公表されたのは、いずれも今月の8日夜▽11日日中▽同日夜▽14日夜▽15日日中▽18日日中−−に、同センター運用の情報収集衛星が小笠原近海でとらえた船舶の位置と数。内調は「大多数が中国漁船とみられる」としている。これまで地元漁民らは夜間の密漁の可能性を指摘していたものの、海保の航空機による調査は日中だけにとどまっていた。

 船舶数(概数)は、順を追って230▽40▽120▽80▽60▽40−−と推移。約2年半ぶりに日中首脳会談が行われた10日以降、減少傾向にあることが改めて裏付けられた。また、日中は父島や嫁島から30キロ以上離れたEEZ内に漁船が集まり、夜間は嫁島南方などの領海内に集中していた。


          ブログ一覧に戻る        ホームページ「アルケミストの小部屋」に戻る


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
かつては台湾漁船が赤珊瑚を採りに来ていました。
匿名
2014/11/27 08:22
中国船が採った珊瑚や漁船長を日本政府が公開していないのが怪しいです。
匿名
2014/11/27 11:53
匿名様

海洋資源の卵殻ですから、通常であれば西欧諸国が警告を発するところです。相手が中国になると、どこの国もだんまりのようです。
畑啓之
2014/11/27 22:17
200隻もの漁船が三か月間も同じ場所で珊瑚を採り続けたとしたら珊瑚は問いつくされてしまうかもしれませんね。

九月ごろに来た漁船は珊瑚が大漁で儲かったかもしれませんが今頃まで居る後発組?は大損でしょうね。

中国大陸からこの海域に来て三か月も居続けるとしたら燃料代だけでも巨額なので零細漁民ではなく富裕漁民若しくは富裕層の珊瑚ファンドの資金援助を受けている漁船団かもしれませんね。

海上保安庁が中国漁船取り締まりのビデオを公開しないのは尖閣で中国漁船のビデオを横流ししたのとは大違いですね。

私は日本漁船が既に採り尽しているので中国漁船は珊瑚を採っていないと思います。 
匿名
2014/11/28 08:29

コメントする help

ニックネーム
本 文
小笠原諸島の中国船による「さんご」略奪事件は「割れ窓理論」そのもの アルケミストは考えた/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる